「東京ドーム満員は夢ではなく目標」レインメーカー、オカダ・カズチカが選ぶ名曲【後編】

新日本プロレスのエースで今やプロレス界全体を背負っているとも評されるプロレスラー、オカダ・カズチカが洋楽ミュージックビデオをセレクト。AbemaTV内「MTV HITS」チャンネルで7月16日からオンエアされるオカダの素顔が垣間見える選曲の「CURATED VIDEOS: オカダ・カズチカ's PLAYLIST」で紹介される曲や音楽に関すること、そしてプロレスについて話してもらった。

オカダは15歳から19歳の間、メキシコで武者修行をしていたが、今回挙げられたのはその時に聴いていたものがほとんど。前編では4曲紹介したので、後編は残りの9曲を一気に紹介しよう。


Black Eyed Peas/Pump it

Gwen Stefani/What you waiting For?

Avicii/Wake me up

Guns N' Roses/Welcome to Jungle

Coldplay/Viva la Vida

MADONNA/Hung up

U2/Vertigo

Sam Smith/Writing's on the wall

Eminem/Lose Yourself


【Black Eyed Peas/Pump it】

この曲を聴くと踊りたくなります。メキシコ人って踊るのが好きなんですよね。フィエスタ以外の時でも、意味なく踊る。そういう時にこの曲を思い出します。


【Gwen Stefani/What you waiting For?】

この曲、歌詞に「原宿」とか日本語が出てきてビックリするんですよ。メキシコでスペイン語ばかり聴いている中で、突然、日本語が出てきたのは嬉しかったですね。MVの中でも日本人と思わしき女性が何やら日本語を喋ってる。タバコの煙で作られた「愛」という字が出たりもします。


【Avicii/Wake me up】

この曲を聴くと馬に乗ってみたくなります。というのも、MVには馬に乗っているシーンが出ますから。僕は好きな曲は映像とセットになっていることが多い。MVの面白さで好きになることもよくあります。


【Coldplay/Viva la Vida】

この曲はとにかくワクワクする曲です。なんというか、テンションが上がるんです。バイオリンとかを使っていてメロディもキレイです。


【Guns N' Roses/Welcome to Jungle】

この曲はメキシコで色々な選手が入場の時に使っていた曲です。メキシコではタクシー運転手がレスラーだったりもするんです。ガンズの他の曲も頻繁に聴くわけではないですけど、その日の興行では大体1人ぐらいはこの曲で入場していたので、よく耳にするうちに好きになりました。


【MADONNA/Hung up】

これはマドンナが47歳の時の曲なんですが、とにかく「マドンナってこんなに踊れるんだ!」と思いました。レオタードを着て踊りまくるMVなんですが、体も柔らかく、改めてマドンナの凄さを知りました。何回も何回もリピートして聴いていました。


【U2/Vertigo】

僕は元々歌詞をそれほど気にしないのですが、この曲に関しては、初めて歌でスペイン語が分かったので印象に残っています。Uno, dos, tres... catorceって「1、2、3…14」って歌詞なんですけど。これが冒頭にいきなり登場するんです。


【Sam Smith/Writing's on the wall】

2015年に公開された007シリーズ最新作『Spectre』の主題歌です。MVもサム・スミスがジェームズ・ボンド風になっていて映画の雰囲気も出ていますよ。海外へ行った時に飛行機で見て、この曲を知りました。


【Eminem/Lose Yourself】

あ、これはメキシコ遠征時代に無茶していたことを思い出す曲ですね。い、いや、悪さ的なことではなく、危ないと言われるエリアに行っていたんですよ。普通、日本人は近寄らないようなところで、メキシコ人でも複数人で行く場所へ15~19歳頃に行ってました。友達はメキシコ人ばっかりでした。足を運んだだけで悪さはまったくしてないですけどね!笑い


オカダは「いいな」と思った曲の具体名を探すには音声で質問に答えてくれるアプリ「Siri」を活用しているという。『Writing's on the wall』については映画の中で登場し、気になったところで、Siriに聴かせ、答えを得るそうだ。


さて、話は変わるが新日本プロレスの道場ではどのようにしているのか。基本的には早く到着した選手が自分の趣味の曲を流していて、その選手が消えたところで早い者勝ちで次の曲を誰かが流しているのだという。ちなみに「邪道・外道」コンビで知られる邪道が流しているのはももいろクローバーZだ。

さらに今回、プロレスファンの間でここしばらく話題となっていた「なぜオカダ・カズチカは自分でマイクパフォーマンスをするようになったのか」という件についても聞いてみた。オカダには「マシン軍団」における将軍KYワカマツや、ロード・ウォリアーズにおけるポール・エラリング、アンダーテイカーにおけるポール・ベアラーのような存在であるマネージャー役・外道がいる。元々は外道がオカダの代わりにマイクパフォーマンスをしており、あまりの上手さと2人の信頼しあっている関係性もファンからは評判だったが、最近、オカダ自らがマイクパフォーマンスをして会場を騒然とさせた。これについてはこう答えた。


「僕がマイクアピールをして、あれだけ盛り上がって良かったとは思いますが、これまでだってやっていないわけではないんですよ。ビッグマッチの後はやっていましたし、あとは外道さんがその前の試合で負けていて、セコンドにつけなかった時とかは自分でやっていました。ただし、外道さんがマイクパフォーマンスを卒業したわけではない。まぁ、別に頼んだわけでもなく、向こうが勝手についてきているだけなんですけどね……」


 また、オカダといえば数々の技を持つものの、ファンの間で特に評価が高いのがドロップキックである。シンプルな技ではあるものの、オカダがこの技を繰り出すと会場では毎度どよめきが発生する。


「ドロップキックは大事に使っている技の一つではありますが、お客さんが注目し始めただけじゃないですかね。高さとかも若い頃から何も変わってないし、ただの技です。でも、僕は背が大きいので(191cm)得していると思います。ジャンプ力だけでいえば、僕より飛んでいる、キレもすごい選手はいますが、僕みたいに大きなレスラーがあそこまでできることで驚かれているのでは」


新日本プロレスといえば、アントニオ猪木の提唱する「ストロングスタイル」が代名詞で、中堅以降のレスラーの多くは猪木の影響を受けている。だが、現在28歳のオカダにとってアントニオ猪木は11歳の時に引退した選手。


「新日本プロレスのキングオブスポーツとかストロングスタイルとかはありますが、何がストロングスタイルなのかは分からない。猪木さんのスタイルがストロングスタイルなのか、人それぞれストロングスタイルがあると思いますし、あんまり僕はストロングスタイルを知らない世代なので、それもよく分からない言葉。ただし、ヤングライオンの時代から、新日本の気持ちってのは残っていることは感じていますが」

オカダは元々ニンテンドー64のゲームソフト『新日本プロレス 闘魂炎導 BRAVE SPIRITS』からプロレスに興味を抱いたというが、そこをきっかけにテレビでもプロレスを観戦するようになった。金本浩二&田中稔VSドクトル・ワグナー・ジュニア&シルバー・キング(共にメキシコ)のジュニアヘビー級のアクロバティックな試合に興奮し、筋肉ムキムキの男が空を舞う様子などを観て単純にその動きの凄さに圧倒されたという。そこから「闘龍門」に入り、メキシコ武者修行を経て今に至るのだが、最近ではドラマ『99.9 -刑事専門弁護士-』(TBS系)にも外道とともに本人役で出演。


「こうした仕事も増えていきます。まだまだ勉強しなくてはいけません。『99.9』ではオカダ・カズチカのままだったので緊張することはなかったのですが、もし演技をするとなれば、試合以上に緊張してしまうでしょうね(笑)」


 こうして活動の幅を広げて行っているが、現在の目標はかつて新日本プロレスが東京ドームを満員にさせたことの復活である。ガラガラの客席時代も経験しているオカダはこの目標の実現に自信を見せる。


「昔だったら、東京ドーム満員って『夢』とかそういったものでしたが、『目標』に変わりました。いけるんじゃないかと思えるようになったし、やっぱり、これからもプロレスで楽しく生きていきたいと思います」


CURATED VIDEOS: オカダ・カズチカ's PLAYLIST

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チカ選手が洋楽ミュージックビデオをセレクト!メキシコ遠征時代によく聴いていたとい

うEMINEM 「Lose Yourself」やその当時、ライブにも足を運んだことがあるというMUSE

の「Starlight」など、プロレスラーのルーツも垣間見える選曲をお楽しみに!


■初回放送

7月16日22:00-23:00


■リピート放送

7月17日10:00-11:00、24:00- 25:00

7月18日12:00-13:00、26:00- 27:00 他


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