椎木里佳、政治家にナメられる 「18歳選挙権では日本の政治は変わらない」

7月10日に投開票される参議院選挙から18歳選挙が解禁になるが、果たして何が変わるのか? 今年の18歳と19歳人口は240万人で、有権者の2%に相当する。18・19歳の参院選に関する調査(共同通信・1535人回答)では、選挙に行くと答えた割合が56.1%で、参院選に興味があると答えた割合が54.5%だった。そんな中、「お嬢様芸人」として知られる、たかまつなな(22歳・東大大学院在学中)が2日、『みのもんたのよるバズ!』(AbemaTV)に出演し、18歳選挙解禁の意義について解説した。

たかまつは、高校で出張授業を行い、選挙の意味や、若い世代が選挙に行くことの重要性を高校生に伝えている。高校3年生のクラスを訪れ、選挙に行こうとしている人数を聞いたところ、わずか2名だった。たかまつは授業では「家の中にプリンが1つしかない場合、誰が食べるべきかを話し合ってどう決める?」といったところから選挙について解説。日本に住む1億3000万人では話し合えないので代表者を決め、その人達に議論してもらうことこそが民主主義だと説明した。

さらには、年金について今の60歳以上は4000万円得しているが、20歳未満はマイナス8000万円になる見込みであることも説明。「皆さんが選挙に行かないと、高齢者向け政策が通るようになる」と生徒達に警告した。たかまつの授業を受けて「選挙に行こうと思った」や「民主主義とか分からなかったけど、分かった」「選挙に行って損はしないし、行っていいと思った」といった感想を述べ、一定の成果はあったようだ。

だが、こうした授業をしていても「やっぱり、思っていた以上に伝えるのは難しいと感じます。政治への拒絶反応がすごくある。つまらないとか難しいから話してはいけないという空気感があります。政治を語るのはカッコ悪いという雰囲気があります。子供のなりたくない職業No.1が政治家」と現状の問題点を語った。

また、ここでは、「18歳社長」こと椎木里佳氏が中継で登場。同氏は『大人たちには任せておけない!政治のこと 18歳社長が斬る、政治の疑問』という本を出版したばかり。椎木氏はこう語る。

「18歳選挙に期待することは、せっかく70年ぶりぐらいに選挙権が引き下がったので、若者にスポットライトが当たるので、意見を投げかける機会が生まれたと思います。若い人が選挙に行かない理由については、政治って『固い』とか、たかまつさんが言うように、『なりたくない』とか、汚い大人がやってるイメージがあるのではないでしょうか。どうしても、選挙の演説とかを見てると、お爺ちゃんお婆ちゃんをターゲットにしているようにしか見えない。若者を無視しています。今回240万人しか増えないので、若者の票はいらないのかと思う。若者に対しては、奨学金とか、SNSをちゃんと使うとか、若者というか、今の社会に合わせて欲しいと思います」

ここで、番組コメンテーターの元NMB48の梅田彩佳は選挙には必ず行っていて、住民票は故郷・福岡にあるものの、わざわざ選挙の日は帰って投票をしていると語った。また、作家の鈴木涼美氏は、「わずか2%とはいえ、この数パーセントが重要。(候補者の)顔でいいから選んでもいい。『推しメン』をつくればいいと思う。応援してる人が受かったら嬉しいのでは?」と語った。

椎木氏は、政治家との対談経験もあるが、「政治家の方は18歳選挙権で変わらないと思っています。それを言われて悔しいというか、なめられた感じがしました。その政治家の方も言っていましたが、今回投票に行って、若者の投票率が20代、30代よりも高かったらガラリと見方が変わると思います」と述べた。

なお、7月10日『みのもんたのよるバズ!』は20時から3時間生放送され、地上波とは異なる形で参議院選挙特番を展開するという。


※次回放送は10日(日)20:00 ~ 23:00 選挙特番「みのもんたの選挙でよるバズ!」です


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