リオ五輪メダル最有力候補が出場辞退 選手が怯える「ジカ熱問題」

今夏、ブラジルで開催されるリオデジャネイロ・オリンピック。8月5日の開会式に向けて準備が急ピッチで進む中、ブラジルを中心に流行している「ジカ熱」を理由に、オリンピックへの出場を辞退する選手が相次いでいる。



29日放送の「AbemaPrime」(AbemaTV)では、ジカ熱の患者の診察経験があり、感染症に詳しい日本旅行医学会の専務理事で医師の篠塚規氏が出演。ジカ熱の現状について解説した。



ジカ熱は、妊婦が感染すると、生まれてくる新生児が小頭症に感染したり、成人でもギラン・バレー症候群と呼ばれる、下半身の麻痺を引き起こす症状が現れたりする感染症。篠塚氏によると、風邪によく似た症状のため、8割以上の人がジカ熱に感染したこと自体には気づかず、さらなる感染の拡大につながっているとのこと。


また、英科学誌ネイチャーで、マウス実験でのワクチン作成に成功したニュースが報じられたが、「実験レベルの成功から実用段階に至るまでは、早くても5、6年かかる」(篠塚氏)。また日本では、太平洋諸島に渡航した日本人の報告が7名ほどあり、収束ではなくむしろ拡がりを見せているため、日本国内でも警戒が必要だと注意を促した。


リオデジャネイロ・オリンピックへの出場は、112年ぶりの競技復活となる男子ゴルフで、世界ランキング1位のジェイソン・デイ選手や、同じく4位のローリー・マキロイ選手、さらに11位のブランデン・グレース選手が出場の辞退を発表。日本勢でも松山英樹選手が、出場に慎重な姿勢をみせていると報じられた。さらに、他の競技でも女子テニスの世界ランキング5位、シモナ・ハレプ選手が辞退の可能性をほのめかしているという。


「AbemaPrime」は毎週月〜金曜日 20:00〜21:50「AbemaNews」チャンネルにて放送中

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