【インタビュー】女優・有村架純が思う、夢を実現する秘訣とは?

「AbemaTimes」では、揺れ動く少女の心情を大自然の中でたおやかに描いた『夏美のホタル』主演・有村架純にインタビュー。「この作品は、家族のことを思う時間が生まれる作品になったと思うので、ぜひ多くの方に観てほしいです」と語る若手実力派は、本作に出会い何を得て、どういう思いを込めたか。演じた夏美自身に共感したという彼女に話を聞く。

――主人公の夏美が抱いている想いは、シチュエーションこそ違っても誰もが家族に対して抱く想いだと思うので、共感する場面も少なくなかったと思いました。 

わたし自身、夏美の気持ちも、親子の間の関係も胸に刺さりました。彼女はお父さんに対してずっともやもやした気持ちを抱いていて、それは自分が病気だって言ってくれなかったことへの後悔にも似た思いでもあるんです。もっと早く言ってくれれば、一緒に出かけて、ホタルを見に行くこともできたと彼女は思っているんです。


――夏美は写真家になる夢や彼氏との関係など上手くいかない状況に焦っていますが、それと同時に父親との関係についても決着がついていないために前に進めないでいますよね。

お父さんは自分を嫌っているだろうなって想いのまま物語が始まって続いていくので、そこの感情はすごく自分としても意識して演じました。そういうことに至った具体的なシーンはないのですが、本当は回想シーンがあって制服を来てお父さんとのシーンも撮影したんです。でも本編ではカットされていて、説明しないような映画になりましたね。


――そこは、受け手が想像したほうがいいという配慮なのでしょうね。彼女の想い、彼女の苦しみは、夏美の存在を通してナチュラルに伝わりました。

よくいうようにお芝居をしないというか、お芝居をしているけれども、その場所にただいるような、そういう感覚は大切にしました。でも、ロケ地や一緒にいた役者さんたちが、わたしをそうさせてくれていることが大きくて、とても助けられたと思っています。


――自然の中での撮影は作品世界に入り込めそうなので、スタジオのセットなどの撮影とは違いそうですね。

違いは感じますね。地方でロケをしていることも大きくて、一度都内に戻るとふと自分の時間が生まれてしまうので、リセットまではいかないですが、そういう感覚になってしまうことがあります。ロケ地に長くいるほうが作品の世界に浸れるので、作品そのものにもいい作用があると思いますね。


――夏美は叶えたい夢がありますが、女優として活躍する有村さんが思う、夢を実現する秘訣は何でしょうか?

当時のわたしは右も左もわからないまま、よくわからない根拠のない自信だけを持って東京に出てきたので(笑)、自分を信じることが大事だなって感じていたと思います。目標とかが漠然としていて小さくても、自分が将来なりたい姿を思い浮かべながら毎日過ごしていて、そうすると自然と体が夢に向かって動くようになると思います。

――くじけそうなときは???

ひたすら耐えます(笑)。どうしても無理かもって時は友だちの力を借りたり、マネージャーさんにちょっと話を聞いてもらったりしますね。ひどくは落ちないので、ポジティブなほうだとは思います。最近、とある会話の中で「わたしは運がいいんです」と言ってほめられたことがありますが、いい言葉は口に出したほうが運気もよくなるような気がするので、口に出して気分を上げることもいいと思います。


――今回の作品、夢を追いけている、すべての人たちに観てほしい作品になりましたね

そうですね。夏美と同世代の人には、もちろん観てほしいです。それと大学生くらいになると、家族に会いに行く時間が減ってしまい、おじいちゃんやおばあちゃんと過ごす時間も少なくなってしまう気がします。この作品は、家族のことを思う時間が生まれる作品になったと思うので、ぜひ多くの方に観てほしいです。


映画『夏美のホタル』は、2016年6月11日(土)より、全国ロードショー

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