【イギリスのEU離脱】 第一生命経済研究所・主任エコノミストが今後の経済への影響を解説

23日放送のAbemaTV「AbemaPrime」では、イギリスのEU・ヨーロッパ連合からの離脱についての国民投票の結果を受けて特集が組まれた。

スタジオには第一生命 経済研究所主任エコノミストの藤代宏一氏がゲストとして登場。

藤代氏は今後の経済への影響について「向こう1ヶ月ぐらいかけて、円高が止まるのかが注目。ドル円が100円を割ると、政府による為替介入が考えられる。今回は日銀ではなく、政府が直接“円”を売って、ドルを買うという力ずくで行う可能性がある」と分析。為替介入の時期については「98円までいくと、政府による実弾投入の可能性は高まる」とし「為替を通じての悪影響は早々に出てくる」と注意を促した。

さらにスタジオでは、ヨーロッパ出身者が今回の結果を受けての現在の心境を語った。

フランス出身で、俳優のメクダシ・カリルさんは「戦争が何回もあって、フランスやドイツが一緒に頑張ってここまできたのに、イギリスは残念ながらパンドラの箱を開けたと思う」と今回の結果に驚きと憤りを示す。

イタリア・ローマ出身で、日本でイタリア語教師をされている菅野ヴェロニカさんも「(イギリスは)島国なので、自分のことしか考えていない。自分にとっては有利だと思っている。世界中が一緒になろうとしているのに、(自分たちは)違うといえることが不思議」だと同じく今回の結果に顔を曇らせた。

フランス出身者のカリルさんは「EUではイギリスだけ(英通貨)ポンドを残していた。色々と譲ってきていたのに、裏切りだと感じている」「イギリスをなぜ特別扱いしないといけないのか理解できない。(EU全体のルールを)やらないとイギリスが言って、フランスも同じくやらないと言い出したら、EUを作った意味がない」と、これまでのイギリスの態度を含めて、さらに怒りを露わにした。

コメンテーターの経済評論家・川口一晃氏は「バラバラだった国がまとまっていくためには、日本では明治維新がそうだったように、厳しくやっていかないと、まとまっていかない」とカリルさんの意見に同調。

藤代氏は「(EUから)2年以内に出ていかないといけないという決まりがあるが、実際に出ていけるかはわからない。時間もあるため、イギリス経済が悪化すると、離脱の意味があるのかが問われることも考えられる」と先行きが不透明であるとした、


「AbemaPrime」は毎週月〜金曜日 20:00〜21:50「AbemaNews」チャンネルにて放送中

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