【インタビュー】日南響子、R指定映画出演も「エグいのは嫌いじゃない」

「AbemaTimes」では、小幡文生の“絶対に読んではいけない漫画”を実写化した『シマウマ』で、“回収屋”のキイヌというキャラクターを演じた日南響子にインタビュー。作品のことをはじめ、『桜姫』(13)以来の映画出演や、珠麟(しゅりん)という名義でのアーティスト活動など今の彼女に肉迫。「ようやくそういう舞台に来られた」と語る今の想いとは!?

――なかなかエグい内容でしたが、女子的には無理なく楽しめましたか??? 

そうですよね(笑)。でもわたしは嫌いじゃないジャンルなので、撮影中も楽しかったです。そもそも今回出たいと思ったきっかけも原作のマンガを読み、これなら出たい! と思っていたほどです。回収屋というシステムになるほどって感動していたので、それが映像でどういう存在になるかも楽しみでした。


――単なる復讐などではない“回収屋”というシステムが斬新だと思いました。 

殺し屋ではないんですよね。よく誰それを殺してほしいという展開はありますが、それぞれの依頼にあった懲らしめかたは、考えたこともなかったです。一番その人にとって屈辱的なことを、回収屋は遂行する。殺しはそこでその人の人生は終わるけれども、それよりも生きたまま、人生は続いていくけれど、絶望しかないという考えがすごいと思いました。


――正義の実現とは違うかもしれないですが、新しい角度の物語ではありますね。 

そうですね。やっていることに理不尽なこともあるので、唸ってしまう瞬間も多々ありますよね。そういう意味では新しいテーマで、面白く感じました。完成した映画は原作を忠実に再現しているところと、映画独自のオリジナルの展開があるので、ファンの人もそうじゃない人も、新しい感覚で楽しめるのでは思います。


――今回演じた“回収屋”のキイヌについては、どういう女性だと理解しましたか? 

まず男と女の関係性があるので、キイヌの立ち位置として男女の間を意識して、男性の一歩後ろで遠目から観察しつつ、自分の出る幕だけ出るようなイメージでした。男性を讃えている感じではないのですが、出る時はさっと出て、すぐ引いて。また出て行く感じが、本当に女性らしいなって。そこは大事にして、後はミステリアスな感じですかね。


――ところで、映画出演は『桜姫』(13)以来ですよね。 

はい。だから、皆の足を引っ張れないという恐怖心があって心配だったのですが、初日からまさかの高熱を出してしまい(笑)。ただ、おかげで気がしまったので、熱が出たことで自分でもいけたように思います。お芝居のストイックに入り込める感覚が好きで、数年前がよみがえる感じがしました。またお芝居も再開したいと思っています。

――いまは珠麟(しゅりん)という名義でアーティスト活動もされていますよね。 

別名義になりますが、双子の妹という設定で、実は今回の主題歌も歌っています。ラッシュを拝見して急いで曲を作って、完成させました。もともとアーティストをやりたくてこの世界に入ったので、最初は女優の活動でしたが、ここ1~2年くらい前からは自分で作曲を始め、ようやくそういう舞台に来られた感はあります。


――女優と主題歌、いくつもの表情を『シマウマ』で披露して、いま想うことは??? 

キイヌは、もっとスタイリィッシュでもいいかなあと思いました。まだ悪になり切れていない自分がいたような気がして、もうちょっとスマートな演技ができるようになりたい。昔から細かい動きが多いって、よく怒られるんですよ(笑)。その余分な感じがいけないのでしょうね。まだ映画は3本目ですが、課題にも気づけたので今後も頑張りたいですね。


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