舛添都知事の辞意表明でかかる費用は約50億円 専門家が算出

6月15日午前、舛添要一・東京都知事が辞意を表明。「政治とカネ」の問題でさまざまな意見が持たれた今回の騒動、6月14日に放送されたAbemaTVの報道番組『AbemaPrime』ではこのニュースを取り上げ、番組の名物「お金おじさん」としておなじみの金融ジャーナリスト/経済評論家の川口一晃氏が、今回の“舛添騒動”について、お金の面から解説を行った。


▪︎選挙費用から、都制停止の損害金まで

1)「舛添問題にかかる費用」46億円。

選挙費用は46億円であると試算。通常であれば42億円のところ、今回のように任期の途中となると通常よりもスピーディに物事をすすめることにより割高になるという。

2)「舛添氏の退職金」2,100万円

任期途中でやめた場合でも月額の報酬の52/100、80万円相当が月々積み立てられている形であり、現在の総額は推定2100万円。返上するかどうかは舛添都知事次第だという。

3)「都議会が機能停止」1億2,500万円

都議会で審議されるべき様々な法案より、舛添問題を約一ヶ月間優先してしまったことで、都制の停滞を招いたことによる損害金が1億2500万円。議員の123名×月額の報酬102万円として試算。本来の仕事ができなかったということで計上する金額になるという。

コメンテーターからも、ネットや街の声からも「叩きすぎ」「やめさせることで更に税金の無駄遣い」といった声が上がっていた今回のケース。「無駄遣い」の連鎖は止まらない。


▪︎1分でわかる舛添都知事の功績にスタジオ騒然

また番組では、2014年に都知事に就任後、2年4ヶ月にわたる舛添都知事の功績を1分にまとめた動画を公開。その内容がこちら。

1)世界中の各都市を視察

2年4ヶ月に及ぶ任期中で、東京を世界一の都市にするとして北京、ソウル、ロンドン、パリ、ベルリンなど世界各都市を出張し、二年間で二億円以上かけて視察。

2)東京オリンピックの予定を変更

2020年東京オリンピックの予定を変更。コンパクトな五輪から、サッカーを札幌、自転車競技を静岡伊豆で開催するという予定に。

3)保育施設……ではなく韓国人学校に

待機児童ゼロとして、新宿区の都立高校跡地を保育施設にする……かと思いきや、韓国人学校に貸すことを決定。待機児童よりお世話になった韓国へのお礼を優先した、と伝えた。


以上が、動画で紹介された舛添都知事の功績である。これを見たこの日のコメンテーターでイラストエッセイストの犬山紙子氏は「えー!? いいとこなんもなかったですよ。これちょっと悪意ありません?」と驚きの声をあげ、スタジオ騒然。これを受け、番組MCのケンドーコバヤシが「悪意はありません」とフォローしつつ「みんなが行ってみたいところに行ってますよね」とやんわり犬山に同調すると、続けて犬山氏が「あたしも行ってみたいな……いいなー」と羨む声をあげた。


川口氏も「公人としてお金の使い方が……ほめられた使い方ではなかった」とコメント。21日付けでの辞職願を提出した舛添都知事。都知事選は早ければ7月31日にも投開票があるとみられる。


「AbemaPrime」は毎週月〜金曜日 20:00〜21:50「AbemaNews」チャンネルにて放送中

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