6月9日は「リサイクルの日」。同日放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、“リサイクル”にちなみ、イケキャスの杉本海凪(すぎもとみなぎ)が、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の“ドク”に扮装し、デロリアンを紹介した。
同映画に登場するデロリアンは、ゴミを燃料として動くという設定。番組で紹介されたデロリアンは、主に洋服などに含まれている綿繊維をリサイクルさせてできるバイオエタノールを燃料として走るのだという。開発したのは、日本環境設計代表取締役会長の岩元美智彦さん。
――なぜ、このプロジェクトは始まったのでしょうか?
岩元:デロリアンは、リサイクルの象徴なんです。去年、2015年10月21日が、映画の中でデロリアンが到着した「未来」でした。その日に合わせて、ドクが発明したデロリアンの仕組みを実現させたいと考え、取り組んだのです。そして、お台場でデロリアンを本当に走らせるイベントも行いました。
――1番難しかった点はどこでしょう?
岩元:服を燃料にする研究でした。開発するのに、3年くらいかかりました。
――「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にあこがれていましたか?
岩元:大好きです。子供の頃、未来はゴミで車が動くんだと思っていたんですが、実際にはなっていなかった。なら「自分でやっちゃえ!」と開発しました。
――かかった費用は?
岩元:守秘義務上、すべては言えませんが、アメリカのNBCユニバーサルから日本にもってくるだけで、600万円かかっています。
実際、車に乗り込んだ杉本。スピードは時速250kmほど出る性能だといい、車内にはダッシュボードの中央にはタイムサーキットが設置されており、タイムトラベル到達先日時は、「2015年10月21日 午後4時29分」と映画の世界を忠実に再現。また助手席側のダッシュボードには、ドク役のクリストファー・ロイドのサインが書かれてあり、杉本はもちろん、MCの宮崎宣子や椎木里佳ら、スタジオ陣も「すごい!」と大興奮。
なお、日本環境設計は、今年5月26日にJ1リーグ・川崎フロンターレのホームゲームに合わせ「F サーキット in 等々力」と題した、デロリアンの展示撮影会と衣料品の回収イベントを行なった。さらに、試合のハーフタイムでは走行イベントも実施した。
0コメント