裏金問題で男泣き 甘利前大臣、早すぎる政界復帰に様々な憶測を呼ぶ

舛添要一氏の都議会代表質問とタイミングを同じくして、甘利明前経済再生担当相が、裏金問題を受けて行った1月末の「男泣き会見」から約5ヶ月、政界復帰の会見を行った。

この会見について、国会閉会後というタイミングであること、さらに舛添氏の疑惑に対する会見と日程が被ったことにより、報道時間も桝添氏の陰に隠れて大幅に短いことから、様々な憶測を呼んでいる。

たとえば、睡眠障害について甘利氏が「まだ薬のお世話になりながら……」と説明したことについて。医師免許を持つ共産党の小池晃書記局長は「睡眠障害がこんなに都合良く治る人はあまり見たことない。非常に珍しい症例」という辛辣なコメントを出している。

6月7日放送のAbemaTVの報道番組「AbemaPrime」ではこのニュースを取り上げ、MCの小籔千豊、番組キャスターの小松清アナ(テレビ朝日)を中心にセレブタレント・モデルのソンミ、元NMB48の三秋里歩らのほか、弁護士の郷原信郎氏、危機管理専門家の江良俊郎氏、政治評論家の有馬晴海氏らが出演し、トークを繰り広げた。

●不自然な捜査の終了、そして復帰タイミング

弁護士の郷原氏は「国会は長い間睡眠障害で休んでいて、不起訴処分になった途端復帰。こんな恥ずかしいことをよくやったな、というのが検察に対する思い」と、夏の時効まで捜査はできるのに、ある意味できすぎたタイミングの復帰に対して疑問を呈した。

危機管理専門家の江良氏は、舛添氏の報道の陰に隠れるような形で行われた会見について「広報戦略上ありえる。我々のような立場からするとあとで手痛いしっぺ返しがくるから、本当はしてはいけないが……」とコメント。

政治家の有馬氏は2人に続いて「もうひとつ、甘利さんには参議院選挙がありますから、若手の人たちを当選させる役割も担っている」と復帰タイミングに関して分析した。

MCの小籔は「TPP交渉の大事なところで失脚させられてね、陰謀的なものもあるんじゃないのかというのを読んだこともあるんですけど」と質問。

有馬氏は「永田町でも『はめられたね』と甘利さんの側に立つ人もいる。でも一度50万円の封筒をもらったあと、もう一度もらっているという事実も確か。入れた人に返せばいいのに、なぜ処理をさせたのか。やはり取引はあったのではと想像する」と、陰謀論も囁かれつつも、疑惑自体が限りなく黒に近いものであることを示唆した。

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