舛添都知事への更なる追及は困難? 議会が政治資金問題に甘い理由

6月6日、舛添要一・東京都知事の政治資金不正疑惑について、第三者である弁護士による調査の途中経過が報告された。「違法性はないが一部不適切」という発表をうけ、AbemaTVの報道番組『Abema Prime』では、今後の議会による追及について議論された。

まず、番組コメンテーターの堀潤氏は「政治資金ですよね…。政治のために使っているといわれるのは、舛添さんだけでなく、他の政治家も、声をあげたら、痛い腹をさぐられたくないのでは…。都議会で追及してもらいたいですが、自公があまり追及していない。都議会が機能していないのでは?」と語り、舛添氏への追及が「ブーメラン」になるため議会が甘いのではと指摘。


これに対し、ゲスト出演した日本共産党東京都議団の曽根はじめ副団長はこう語る。

「明日からの議会を是非見て欲しい。私達日本共産党は、代表、一般、総務委員会で意見の場ができれば追及したい。国会とは違い、知事側が出したもの以外はあまり議論できないが、それを取っ払いたい。百条委員会を作ればいい。3代続いてこういう問題が続いています。石原氏、猪瀬氏ですが、石原知事時代は、海外出張などが指摘されました。猪瀬さんもそう。3回目なので二度とやってほしくない」

そして、ゲストの落合洋司弁護士は、この件が東京だけの問題なのか、はたまた他の自治体の知事にもかかわることかを聞かれ、こう答えた。

「私は断定できませんが、政治家に共通する問題ではあります。政治資金という名目で、趣味や家族に使うというのは、舛添さんだけではありません。政治資金とは何かというと、政治を達成するために必要な資金。饅頭を政治目的のために配ったと言われたら、それは分からない。ただ、似顔絵が描いていたらダメだということもある。そこが政治資金というものがもつ曖昧さ。そこらあたりは、自ら政治家が律してやらなくてはいけません。舛添さんは管理が適当(ずさん)だったんですよ」


また、曽根氏は政治家の説明責任についてこう語る。

「政治資金の使い方として、舛添知事の根底が問われています。不適切さがひどすぎでは? 政治家としての道義的責任。もう一つは嘘をついたのも問題。家族で温泉に泊まった場合に、それがダメという責任はない。家族だけの旅行に政治資金を使ったとは言いづらいから、会議をしたと言った。今日の弁護士報告でも詳しくは言えなかった。誰が(会議に)行ったかは出てない。虚偽記載の疑惑があるのに虚偽かどうかは分からない。都知事の説明を弁護士も鵜呑みにしてしまいました」

これまで、「精査する」「一日も早く」「第三者」といったフレーズを連発してきた舛添氏。法的な違反をおかしていないだけに、徹底的な追及はしづらいといった事情もあるようだ。


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