東京五輪で野球・ソフト・空手採択の可能性高まる 空手家からは懸念の声も

東京五輪の種目について、野球・ソフトボールが追加で採用される可能性が出た。IOC(国際五輪連盟)は、東京五輪で5競技・18種目を次の総会で採決することに。もし本決まりとなれば、3大会ぶりの復活となるが、東京五輪・パラリンピック組織委の森喜朗会長は「良かった。第一関門は通った」と語り、スポーツ庁の鈴木大地長官は、「日本の希望がかなったということは、一歩前進かと思う」と語った。ただし、MLBが五輪参加に消極的で、トップ選手が揃うかが今後の課題ともされている。

今回の件について、2日に放送されたAbemaTVの報道番組『AbemaPrime』では、関東学園大学講師で柔道部監督の竹澤稔裕氏が中継で登場し、今後の展望を述べた。同氏は「本決まりではない」ことを強調。

というのも、今年8月に行われるIOC総会にて、約100人の委員の投票で採用の可否が決定するからで、現段階はあくまで”復帰へ大きく前進した”状況なのだ。番組キャスターのテレビ朝日・小松靖アナから「これが覆ることはありますか? 野球・ソフトボールが認められないことはありますか?」と聞かれ、竹澤氏は「油断はできませんが、ほぼ追加されて間違いはないと思っている」と私見を語った。

また、今回は5競技が一括して提案されているが、これは良いアイディアだという。というのも、1つであれば、明確に反対する人がいて、採用されない可能性も高まるから。5競技であれば、「全部に反対」といった委員はそれほどいないと予想される。

なお、東京五輪では空手も採択される可能性が出ているが、その話題にふれた後、昨年の全日本団体で2位となった国士舘大学空手道部の金森穂花さんが登場し、「型」をスタジオで生披露。五輪採択について小松アナから聞かれると「やっぱり、空手をやっている者としてはすごくうれしいですし、これを機会に、色々な人に空手を知ってもらいたい」と語った。

また、空手の元全日本チャンピオンである杉田隆二さんも中継で登場。五輪種目になることについては「空手をやる人が増えるのはうれしいが、あまりにもスポーツ化するのはちょっと…と思う」と、スポーツと捉えられることに少し複雑な心境であることを述べた。

これには金森さんも「スポーツ化されるのを懸念する意見もある。やはり、武道なので。世界に武道として伝わることも重要ですね」と同意した。


「AbemaPrime」は毎週月〜金曜日 20:00〜21:50「AbemaNews」チャンネルにて放送中

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