サッカー・EURO 2016™ フランス大会開幕目前!イングランドVSポルトガル 見どころは「史上最強の攻撃陣」「新怪物18歳対決」

6月10日に開幕する『サッカー・EURO 2016™ フランス大会』の前哨戦となる交際親善試合が今週末にかけて(現地時間)が欧州各地で行われるが、その中でも最注目カードが6月3日に開催されるイングランド対ポルトガル戦だ。

より厚みを増した戦力で優勝候補の一角に挙げられているイングランド。大本命からは外れるが、悲願の代表タイトル奪取に残されたチャンスも僅かとなったポルトガルの英雄、クリスティアーノ・ロナウドのキャリア後期のチャレンジなど両チームの見どころは多い。


10戦全勝と近年稀に見ぬ成績で予選を突破したイングランド。この試合を直前に控えた31日に発表された代表メンバー23人の中で、サプライズはマンチェスター・ユナイテッドの新鋭FW、マーカス・ラッシュフォードの選出だ。先週のオーストリア代表との親善試合で開始3分で強烈なボレーシュートを叩き込み、駆け込みで代表入りへ大きくアピールした18歳は”秘めた可能性”を買われた。

ラッシュフォードを新たに加えたイングランド代表の前線はタレントの宝庫だ。シーズン中は不調や衰えを指摘されつつも、大会に帳尻を合わせ来た「リビングレジェンド」ウェイン・ルーニー(マンチェスターU)を筆頭に、プレミアリーグの優勝争いをした2チームから、ハリー・ケイン(トッテナム)、ジェイミー・ヴァーディー(レスター)の強力なストライカー2人を有し、近年のトッテナムの躍進を支えたデル・アリ、エリック・ダイアーなど、中盤も含めフレッシュな戦力が魅力だ。

若干気になる所を挙げるとすると、迫力ある前線に対してやや他国に比べると見劣りするディフェンスラインだが、いずれにしても、中心のなる若い才能たちが、今後数年に渡り国際舞台で活躍するであろうイングランド代表の国際大会での「エピソード1」という見方をすると俄然期待は高まる。


一方の対戦相手のポルトガルは、先週ビッグイヤーを制したばかりのクリスティアーノ・ロナウドとペペ(レアル・マドリード)に、ナニ(フェネルバフチェ)、ジョアン・モウチーニョ(モナコ)といった常連組に加え、新しい黄金世代と言われている20歳前後のメンバーとのミックスチームでユーロに挑む。

予選では初戦にまさかの伏兵アルバニアに敗戦した以外は、残りのの試合は僅差で勝ちきり手堅い一面も見せている。この大会は経験者と「新黄金世代」ともいわれる気鋭の若手たちへの代表継承の場になるのではないだろうか。

こちらも気になるのはやや不安が残る「老朽化」したディフェンスライン。前監督との確執で一度は代表を去ったベテランDF、リカルド・カルバリョ(モナコ)が復帰したりと、良く言えば経験者揃いだが、大会通してDF陣が持ちこたえるかは、最大の破壊力を持つイングランドとのテストマッチでおよそ見通しがみえるのではないかと思う。

ポルトガルにとって若手の中心プレイヤー、ベルナルド・シウバ(モナコ)がケガで代表から外れたという大きな痛手はあるものの、イングランドと同じく「隠し玉」を用意した。代表メンバー発表で先日ベンフィカからバイエルン・ミュンヘンへの移籍が決まった18歳の怪物、レナト・サンチェスを選出し驚かせた。戦況次第では大ブレイクの可能性もある「新世代の18歳対決」は必見だ。


両チームが仮にグループBとグループFで共に2位通過だった場合には早くもトーナメント・ベスト16で当たることとなるカードということもあり、単なる「大会前の親善試合」にはならないこの2強対決。共に迫力のある前線の攻撃陣に対しての「守備面での耐久テスト」という観点からも興味深いカードになることは間違いない。


サッカー国際親善試合 イングランドVSポルトガル

6月3日(金)朝3時45分~朝6時00分(予定)、夜11時10分~再放送(予定)

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