Creepy Nuts(R-指定&DJ松永)に映画『デッドプール』の“合法的なトビ方”を聞いてきた

“R指定”映画として史上No.1ヒットを記録した2016年アメコミ映画の大本命『デッドプール』。超話題作の日本上陸を記念し、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ にてプレミア試写会が開催。そのスペシャルアクトに、“R指定”つながりで、「フリースタイルダンジョン」でも大暴れするラッパー、R-指定とDJ松永のヒップホップユニットCreepy Nutsがが召喚された。

日本のヒップホップシーンで最も注目を集める超絶フリースタイラー&DJとして大人気な“たりないふたり”に、デップーや映画の“合法的なトビ方”を聞いてきたぞ!


――プレミア試写会、どアウェーな感じだったんじゃないですか?

DJ松永:あ、分かりました?(笑)


R-指定:どうしたらいいか分からへんかった(笑)


――Creepy Nutsファンなので、こっちまで緊張感が伝わってきました(笑)

DJ松永:ですよね。俺らがどういう人間か知ってる人からしたら「大丈夫か!?」って。


R-指定:去り際に何人かに声をかけていただいたんですけど、がっつり“俺ら側”の人達がいてくれて安心しました。


DJ松永:ちゃんとスパイが紛れ込んでるって(笑)

――カッコよかったですよ!こういった映画イベントへの出演は初めてですか?

DJ松永:余裕で初ですね(笑)。いつもテレビで観てる“ザ・芸能人”のお仕事だと思ってたんで、ビックリしました。


――お二人は、よく映画をご覧になりますか?

R-指定:僕はけっこう好きですね。いろいろ観ますけど特にホラー、スプラッターとかスラッシャー系が好きで。


DJ松永:まあ…観ない方ですね!(笑)


R-指定:松永さん、正直言ってええよ。金曜ロードショーの吹き替えしか観ないやんな


DJ松永:そうそう。『ジュマンジ』と『ターミネーター2』、あと『ホームアローン』は何回も。カルキンはよく観てますね。


――(笑)。R-指定さんはリリックにも映画をよく使われるイメージがあります!

R-指定:そうっすね。「まるで丑三つの村」(「トレンチコートマフィア」(DJ松永 feat. R-指定)より)とか。

それこそ「トレンチコートマフィア」は、もろ『ボウリング・フォー・コロンバイン』『エレファント』の世界ですね。


――では、好きな映画を挙げるとしたら?

DJ松永:僕は『ブルース・ブラザーズ』ですね。小3の頃に観て「めちゃカッコいい!」と思って、そこから音楽を聴き始めるようになったんですよ!それこそジェームズ・ブラウン、アレサ・フランクリンとかキャブ・キャロウェイとか。そこからずっと洋楽を聴いてて、その後『ブルース・ブラザーズ2000』が公開されて、その音楽も漁りました。なので、あまり映画を観ない割に『ブルース・ブラザーズ』のDVDは持ってるんですよね。大事なものだから、持っておきたいなと思って。人生を変えてくれましたね。


R-指定:いっぱいあるから難しいなあー!小学生の頃にSFX・特殊メイクが好きで。もともとCG以前の怪獣やモンスター映画が好きだったんですよね。ゴジラはもちろん、例えば『トレマーズ』とか『グレムリン』とかやったり。

で、技術の方にも興味を持つようになって、レイ・ハリーハウゼンとかを知って。小~中学校時代に異様にハマったのは“狼男”の映画ですね。『狼男アメリカン』とか『ハウリング』シリーズのCG使わない変身シーンがめっちゃ気持ちよくて、「どうやってやってんねやろ!?」って。そこから「ユニバーサル・モンスターズ・コレクション」ってDVDボックスを買ったりとか。


――ルーツはそこなんですね。

R-指定:中学1、2年くらいまではグロいスプラッターとかちょっと苦手だったんですけど、中3になった頃には「気持ち悪いのに、もう一回観たい!」って興奮になってきて。


DJ松永:うわ~、性癖がひん曲がっていく瞬間じゃん!(笑)『ジュマンジ』だけ見とけよー


R-指定:高校生になった頃には完全にタガが外れて、そういうのを「イエーイ!」って見るようになってましたね。高校卒業後にちゃんと色々なジャンルの映画を観るようになりました。


――アメコミ映画もお好きですか?

R-指定:好きですね。子どもの頃に観た『スーパーマン』にはあまりハマれんかったんですけど、『「スパイダーマン』」を映画館に観に行ったらオモロかったですね。『ダークナイト』シリーズとかも出てきて、めっちゃ面白いじゃん!って。『アベンジャーズ』も追っかけて『X-MEN』もどんどん好きになって・・・今ではアメコミ映画の新作が公開されたら必ずチェックしてます。

『デッドプール』も試写で観させていただいたんですけど、その日テンション上がっちゃって、そのまま『「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』」と『レヴェナント: 蘇えりし者』をハシゴして観たんですけど・・・どんどんヘビーにテンション下がっていく、みたいな。深夜にドンヨリしたまま帰りました(笑)


DJ松永:3本連続で観たの?目ぇ悪くなるよ!


――映画がお好きなんですね!

R-指定:好きですね。今日は映画観たいって空ける日もありますね。

『ストレイト・アウタ・コンプトン』とかは、前に一回観てたのに、深夜にどうしても観たくなってもう一回映画館に行ったこともありますよ。


DJ松永:性癖じゃん! 夜中に急にムラムラッときて「一発…」みたいな(笑)


R-指定:マジであんのよ、ホンマに!! 夜中にジャンクフード食いながらホラー映画観るのとかもめっちゃ好きで、超テンション上がってくるんですよ。『デッドプール』もエグいシーンあったんで最高でしたね。


――デップーは、今後『X-MEN』シリーズに登場するかもしれないらしいんですよ!

R-指定:マジすか? それやったらヤバいなー!

『「シビルウォー』」観に行った時に予告編でかかった『X-MEN:アポカリプス』『シン・ゴジラ』『ゴーストバスターズ』でお腹いっぱいなくらい、観たい作品が多すぎ。もう、ホンマどうしよう!?


DJ松永:『ゴーストバスターズ』は実家にVHSがあったから観た!


――(笑)松永さん、アメコミ映画のほうは?

DJ松永:まあ…観ないですね(笑)


R-指定:松永さん、愛だの恋だのっていう日本映画が好きで(笑)。言うたら、僕らが敵に回すようなジャンルが好きなんで、そこはけっこう論争になりますね。


DJ松永:甘ったるいの、お願いします。


――例えばどんな作品が?

DJ松永:『モテキ』は最高でしたね。


R-指定:あんなこと起こるわけないやん!


DJ松永:こいつに『苦役列車』見せられたんですよ。


R-指定:宇多丸さんとか町山さんの評論が大好きで。森山未來が出てるこの2作品は“裏表”やって言うてて、じゃあ俺は『苦役列車』を観ようと。


DJ松永:『苦役列車』が良かったって言うから、『モテキ』観せたら「ネエから、こんなの!」ってすげえキレ出して。俺の方は『苦役列車』観せられて超バッド入って(笑)


R-指定:逆に『苦役列車』観て、やったるぞ!ってなるんすよ。


――デッドプールに戻らせてください(笑)。どのシーンが好きでしたか?

R-指定:のっけから高速道路のやりたい放題のシーンとか、心を掴まれましたね!ただグロいだけじゃないから、アメコミ映画として凄い良いなあって。顔は『スポーン』にちょっと似てるけど、『デッドプール』はギャグに落とし込んでるところが良い。

あと、主人公がここまでグロかったりエグいことになるのは珍しいなと思いました。超回復能力を逆手に取って、顔はドロドロだし、突き刺さるし、腕は切れるし…。血こそ出ないですけど、コロッサスをぶん殴って手足とかグキグキ折れるシーンとか痛々しくて最高でしたね。


DJ松永:俺も不老不死の能力が欲しいな~。 


R-指定:マジで!?周りに誰も友達おらんくなってもいいの?


DJ松永:全然大丈夫。しわくちゃになって「まだ生きてんすか?」って言われたい。8000年くらい生きたら、そのとき発する言葉の重みってエグいと思うのよ。


――原作でもそうなんですが、意外とデップーは異性にモテるキャラなんですよ。

R-指定:映画のヒロイン(ヴァネッサ)もかなりエロかったですね。


――カレンダーガールとして、色んなプレイとデップーにしてくれます(笑)。

R-指定:いいっすよねー。あの世界国際デーのやつとかほんまヤバい(笑)。

あと、不幸な生い立ちを自慢しあうシーンとかも、メチャ笑いました。

ちょいちょい挟んでくる小ネタもオモロすぎて。「X-MENに入れ」って言われても「あんなハゲ親父に……」みたいな。しかも、演じてる役者の名前を言っちゃったり、映画の予算の話しちゃったり(笑)


――そういったメタ要素もデッドプールの斬新な魅力ですよね。

R-指定:自分の楽曲/アーティスト性にもそういうメタな部分があると思ってるので、デッドプールのメタなのに嫌味じゃないっていうキャラクターはスゴいなって。

――R-指定さんがデッドプールとフリースタイルバトルするとしたら、どういう所から攻めていきますか?

R-指定:そうやなー……こんなヤツ出てきたらどうすんねやろ(笑)。

情に訴えかける戦い方するかもですね。「お前の毒舌とか、面白いキャラってことは分かったから、もっとアツい話しようぜ!」みたいな。彼は素直じゃないから言葉に詰まりそう。シリアスになりそうになると、急に茶化すところもニクいんですけどね。


――では、お二人にとっての“ヒーロー”とは?

R-指定:やっぱり、自分が聴いてきて影響を受けた日本語ラップの人達はみんなですね。ライムスター、さんピン世代も78年世代(TOKONA-X、漢 a.k.a. GAMI、般若など)も・・・いっぱいヒーローおるなあ。


DJ松永:ライムスターとオードリー。だから「人間交差点 2016」(ライムスター主催の野外フェス)に出演したのは最高の日でしたね。


R-指定:しかも宇多丸さんと童貞話ができたのは……。


DJ松永:ご褒美でしたねえ~(笑)


R-指定:俺らみたいな人間からしたら、宇多丸先生とそういう話ができるっていうのはね。


DJ松永:3人で話してたら、呼んでもいないのに日本語ラップ界屈指のヤバい奴らがどんどん集まって来ましたからね!いつの間にかすごい輪になってましたよ(笑)


映画『デッドプール』は6月1日(水)公開!


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