「自爆ボタン」「コレジャナイロボ」 ユニークなオモチャを次々と生み出す会社「ザリガニワークス」

『AbemaPrime』(AbemaTV)内のコーナー「てる美にTell me! 全国オモシロ企業の裏側」では、超高学歴エリートではあるものの、芸人としてはまだまだな石井てる美が、オモシロさを生み出す秘訣を学ぶべく、全国のオモシロ企業を取材。27日は数々のユニークなおもちゃを手がけるザリガニワークス に注目した。

丸く赤いボタンで、いかにも押したらヤバそうな注意書きがされ、保護カバーがついていることも多い「自爆ボタン」。アニメや映画で見たことがあるような気がするボタンだが、実際にそれを作ってしまったのが「ザリガニワークス」。活動のスローガンは「Fire your Imaginetion」(あなたの創造力に火をつけたい!)だ。同社の武傘(むかさ)さんと坂本さんに話を聞いた。


――どうして「自爆ボタン」を作ろうと思ったのでしょうか?

「バカグッズを作れたらいいなと思って。脳内でいろいろ妄想してもらうんですね、友達を驚かせようとか、応接間においておくと。」

手に取った人の「思い出」や「創造力」とリンクさせる。それがザリガニワークスのオモチャの特徴。中でも彼らの最大のヒット作が「コレジャナイロボ」。

みなさんは小さい頃、こんな思いをしたことはないだろうか。

『今日は僕が主役の誕生日パーティー。待ちに待ったプレゼントの時間。きっと前から欲しいとお願いしていたオモチャに違いない!急いで中身を確認したところ、「欲しかったのはこれじゃなーい!!」』

そんな子どもの魂の叫びを具現化したのが「コレジャナイロボ」。体は木製、顔は全てマジックで手描き。コレジャナイ感を引き立ている。抜群のコレジャナイ感、そのシュールさからジワジワ話題となり、まさかのグッドデザイン賞を受賞。

『正しく、「これじゃなく」作られていたということだと思います』

その人気はとどまることを知らず「うちの商品をコレジャなくしてくれ」と数々の大手メーカーからコラボの依頼が殺到。キャラクタービジネスとして成功をおさめている。

さらに土下座をテーマにした哀愁漂うフィギュアはシリーズ累計で320万個という脅威の売り上げを記録。その他、スパイの親玉が渡してくるような「誰にも見られては行けない指令が入っている封筒」を開発。その名も「最高機密封筒」。知らない人が持っていたら、間違いなく気になって仕方がない封筒だ。

――ユニークなアイテムを次々と生み出すザリガニワークス。ポリシーは?

「生活必需品じゃなく、エンターテイメントなので面白くないといけない。それが人と人とのコミュニケーションを促したり、生活に楽しさとかおかしさが入ってくることができたらいいなと考えています。」

――根源にある思いは何でしょう。

「俺らの笑いにつきあえよ、ってなると、ウザイじゃないですか。そうじゃなくて、お客さんのほうで膨らませられるようにするのが僕ら的には大事。このお客さんはこう、このお客さんはこう、っていう集合の重なっている部分をみつけるというか。」

『コレを想像して下さい!』と、ゴールを完璧に決めない。そこに、見た人の創造力を膨らませるコツがある。さらに、もうひとつオモシロさを引き立たせるために大切にしていることがある。

「やはり共感なのかな。説明でなく、感覚的に。しかも相手の都合でオモシロイという。あるあるじゃないですけど、お客さんといちゃいちゃ楽しみたいっていうのが深いところにありますね」

見た瞬間に、それぞれが思い描くストーリー。そこに共感が生まれることで、もっと面白く、もっと笑いが広がっていくのだ。

そして恒例、番組最後に石井がギャグを披露するコーナーで、石井は伊勢志摩サミットに訪れたドイツ初の女性首相、アンゲラ・メルケル首相のコスプレを披露。「テル・ケルです」と主張したが、いまいち共感は得られなかっで、石井の「共感の勉強」は続くようだ。

「AbemaPrime」は毎週月〜金曜日 20:00〜21:50「AbemaNews」チャンネルにて放送中

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