核兵器を自国が持つことに外国人留学生は何を思うのか?

伊勢志摩サミットで訪日している米オバマ大統領が27日、現職の大統領として初めて被爆地・広島を訪問。平和記念公園内にある原爆慰霊碑へ献花をした後、「核のない世界を実現しないといけない」と、広島と長崎の被爆者を前にスピーチを行った。

ニュース番組「AbemaPrime」(AbemaTV)では、日本に留学している外国人学生と日本の大学生、計6カ国7人の学生をスタジオに招き、次世代を担う世代としての声を聞いた。


■オバマ大統領の広島訪問 次世代外国人はどう見る?

エジプトのローズマリ・スライマンさんは、今回のオバマ大統領の発言で謝罪がなかったことについて「アメリカがどういった行為をし、それがどれだけ酷いことであったかを述べたことが謝罪よりも良かったと思う」と一定の評価を示した。

一方で韓国の李さんは、今回の訪問については喜ばしいこととしながらも「派手な外交イベントによって、原爆の被害のみにフォーカスされたことで日本が数千万人のアジア人を死に至らしめた加害事実が覆い隠された印象がある」と、今後に課題を残す訪問であったとした。


■米・中の若者 核兵器の保有に賛成する理由は、、、

さらに「核兵器を自国が保有することに賛成か?」という質問には7人中3人が賛成した。

賛成に投じたアメリカのベッキー・スーさんは「理想的には核兵器を無くすことが平和につながる」としながらも「今、世界中にある状況の中で、どうやってなくしていくのか? どの国が平和を守るのか? 保有しないためには、どうやってすればいいのかが分からない」と話す。

同じく賛成に投じた、中国の劉 科宏さんは「どの国から侵略されるか分からない。自国を守るためには持つほうが良いと思う。他の国が持っている以上、保有していることで安心する」と持論を展開した。

一方、核兵器所持に対して反対するエジプトのローズマリ・スライマンさんは「核兵器を持つことは戦争を意識することになる。『戦争になったら使いましょう』と言っているのと同じ。元々、持つ意識自体、無いほうがいい」と発言。日本人の三浦愛子さんは「簡単に出来ることではない。戦争の構造の根本的な解決が必要だと思う」と、それぞれの意見を語った。

核兵器は無いことに越したことはない。それでも現段階で核保有に賛成する若者は「核兵器を無くしたときの平和の保ち方が難しいのでは?」と考えていることがわかる。メインMCのハヤカワ五味は「突然変わることは難しいと思うが、若者の意識次第で変わっていくと思う」と、問題意識を持ち続けることの重要性を訴えた。


「AbemaPrime」は毎週月〜金曜日 20:00〜21:50「AbemaNews」チャンネルにて放送中

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