犬山紙子「米軍はジャイアン」 沖縄米軍基地問題・地位協定について議論

沖縄県で女性の遺体を遺棄したとして元アメリカ海兵隊の男が逮捕された事件。この事件をきっかけに、沖縄県内での米軍基地に対する反発が強まっている問題を、5月24日のAbemaTVの報道番組「AbemaPrime」で取り上げ、MCの小籔千豊のほか、イラストエッセイストの犬山紙子氏らが参加し議論を繰り広げた。


沖縄は青い海に囲まれた美しい島国……というだけではなく、様々な歴史上の事件に晒されてきた土地。琉球王国という独立国の時代に日本に「薩摩藩」として取り込まれ、太平洋戦争では沖縄は本土防衛のための前線基地とされた。その後、アメリカの統治下で軍事基地を拡大。ベトナム戦争での重要な拠点として使用されるなど、沖縄は侵略や戦争の爪あとが色濃く残る場所でもある。

いまだ切っても切り離せない沖縄と米軍基地の関係について最大の問題となるのは日米安保条約の際に結ばれた「日米地位協定」にあると言われている。日米地位協定とはわかりやすくいうと「米軍が日本を守るから、アメリカ人を快適に暮らさせてね」というアメリカ優位の約束だと番組では説明された。

名郡関係者は税金の一部が免除されたり、米国人兵士の犯罪を日本の法律で裁けないなど、不平等さが問題視されている。


MCの小籔は「沖縄の方、歴史的に怒ってる方は沢山いらっしゃるんじゃないか……皆さんに悪いなと僕が思うのもおこがましいんですけど、アメリカにあまりにもやさしい……アメリカにもうちょっと頼みたいなと思います。これならトランプさん(米軍基地の撤退を提案)通ってくれはらないかなとか思いますね」とコメント。

米国人兵士が裁かれないのが「治外法権」と問題視されていることについて犬山氏は「ジャイアンみたいじゃないですか! 俺守ってやるからよきにはからえよ、みたいな」と声を荒げる場面も。

またこの件に関して、沖縄の地元新聞、琉球新報の滝本匠記者とこの日2回目の中継が行われた。地位協定の見直しを求めるも、米国は応じない姿勢であることに対し、滝本記者は、「今回の事件を受けてアメリカ政府もそうですけど日本政府からも見直しには否定的な見解が出ていました」とコメント。

小籔の「何回いうてもアカンて、いやですよね……」という返答に対し、「今まで地位協定の見直しはすべて内容を変えずに『運用の改善』『好意的な配慮を払う』という形でしのいできた経緯がある」と地位協定の内容の変更には至っていないことを、普天間基地の返還合意を例に挙げ解説。

「これはまさに翁長知事や政党関係なく歴代知事がおっしゃっていることですが、安全保障の受益を等しく受けているのであれば、その負担も等しく受けて欲しい」というメッセージを訴えた。

小籔は「基地ある・ないの前に犯罪すんなよ、って思いますよね……」と半ばあきれ気味にコメントした。


「AbemaPrime」は毎週月〜金曜日 20:00〜21:50「AbemaNews」チャンネルにて放送中


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