沖縄・女性死体遺棄事件 地元新聞記者が激怒「基地があるゆえの問題。怒りが頂点に達し、マグマが噴出するように高まった」

沖縄県で20歳女性の遺体を遺棄したとして元アメリカ海兵隊の男が逮捕され、改めて基地とのあり方について議論が高まっている。この事件では、女性のスマートフォンの位置情報が途絶えた時間帯の周辺の防犯カメラに容疑者の車が映っていたことが明らかになっている。

5月24日のAbemaTVの報道番組「AbemaPrime」ではこの件を取り上げ、番組キャスターの小松靖アナ(テレビ朝日)を中心に、イラストエッセイストの犬山紙子、元NMB48の山田菜々らのコメンテーターのほか、「神スイング」「神ピッチング」でおなじみのタレント稲村亜美らが議論を展開した。

沖縄の地元新聞「琉球新報」の滝本匠記者が中継で生出演した。滝本氏はこの事件を「基地があるゆえの問題」とし、今年の三月にも那覇市内で観光客の女性が乱暴される事件を例に出し、その対策がなされないうちに今回の事件が起こったことで県内での基地不要論が「怒りが頂点に達し、マグマが噴出するように」高まったと解説。

また「地位協定という軍属が対象になった保護協定がある。基地の中に逃げ込めば逃れられるという意識があるんじゃないか」と過去にも本国に帰ることにより、日本で裁かれることを免れた事例を挙げた。

小籔が基地経済に関する質問をすると冷静な口調から一転、怒りをあらわにする場面も。

「県外の皆さんは沖縄基地で経済が成り立ってると言うが、基地経済は今や、沖縄全体の所得の5%。現在では観光収入が10%と逆転してきている。沖縄は基地で支えられる人が何%かいるから基地をなくすのはだめだよね、というのを県外の方が言うのは違う」と語気強く語った。

さらに番組では、沖縄県内で米国軍人向けの店を経営するバー店主(匿名)と電話中継。客の米国人比率は6~7割くらいで週末は100%のこともあるという同店では、数年前の米国人が起こした事件の時に行われた綱紀粛正による夜間外出飲酒禁止の期間は売上が著しく減ったと説明した。

「パーセンテージにしたら少なく感じると思いますが、実際生きていくための金額となるとけっこう大きいと思う」と、経営者としては日本人マーケットの開拓が必要としつつも、基地経済に頼らざるをえない現状を語った。


県外人の感覚、そして県内の感覚でも様々な意見があるこの米軍基地問題。オバマ大統領の訪日直前というタイミングで起こった今回の事件、そして続く大統領選挙をきっかけに急展開はあり、注目が高まっている。


「AbemaPrime」は毎週月〜金曜日 20:00〜21:50「AbemaNews」チャンネルにて放送中

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