20年経っても『ビーストウォーズ』は不変 『真田丸』ネタも飛び出した「復活祭」レポート

『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』の生誕20年を祝して、5月7日(土)に舞浜アンフィシアターで開催された「ビーストウォーズ復活祭」。爆笑と興奮に満ちあふれた、ステージイベントの模様をリポートする。


イベント開始時刻、アニメ『ビーストウォーズ』のOPテーマ「WAR WAR! STOP IT」が流れて高揚していくホール。セリに乗って舞台に現れたのは、ラットル役・山口勝平、ライノックス役・中村大樹、メガトロン役・千葉繁、ワスピーター役・加藤賢崇、音響監督の岩浪美和だ。登場早々、ハイテンションで客席にアピールする声優たちだが、誰もリハーサル通りにやっていないことが判明。声優のアドリブで人気を博した『ビーストウォーズ』らしい幕開けだ。


ナビ子兼ブラックウィドー役の柚木涼香もステージに合流というタイミングで、サプライズゲストとしてチータス役・高木渉が登場。俳優として大河ドラマ『真田丸』に出演する人気声優も、当時のテンションで序盤から段取りをブチ破り観客を盛り上げていた。

7人により放送当時の思い出を語るコーナーが開始され、いまだからこそ話せる制作秘話が飛び出した。千葉が語ったのは第1話で岩浪から言われた「シロアリになってください」というもの。いきなり本家海外版の雰囲気を壊すと問題になるので、隅っこから少しずつ壊しはじめ最終的に梁を壊せば勝ち、という意味だ。これには初めて聞いたという共演声優陣も驚いており、『ビーストウォーズ』をいい意味でぶっ壊すように仕向けたのは音響監督だった、という衝撃の事実が明かされたわけである。


おおらかな時代だったからこそできたアドリブも、何パターンか用意して台本に書き込んでおり、台本通り言ったら負けで台本より面白くならないと帰れないと思っていたという、それぞれの役者魂が語られていた。

次のコーナーは、ファンの投票で決める名場面ベスト10だ。もっとも票を集めたのは『ビーストウォーズ メタルス』最終回。キャラたちが実在の有名人や別作品のキャラのものまねをし、その収録をもとに岩波音響監督が映像をつなげたというシーンだった。その流れで、声優たち全員が即興ものまねをする展開に。岩浪のゆるめな判定で優勝となったのは、当時と同じ「豊臣秀吉」のものまねを披露しようとした高木だった。岩浪らによる『真田丸』の流れで真田信繁のネタが繰り出され、会場は盛り上がっていた。


会場限定で販売されたグッズの紹介や、10月発売予定の新作トイ「トランスフォーマー マスターピース MP32 コンボイ」が、スクリーンに大写しになると客席からうれしいどよめきが。こだわりの造形もさることながら、ほかではまず見られないキャッチコピー「究極のゴリラ」がすごい。

クライマックスは、本イベントの宣伝番組『ビーストウォーズ復活祭への道』のEDテーマを担当した男女ユニット・GLIM SPANKY(グリムスパンキー)と、冒頭でも流れたOP曲を歌ったラップユニット・下町兄弟によるライブだ。テーマソング「BOYS&GIRLS」など、GLIM SPANKYによるロックの熱唱・演奏では、ホールがコンサート会場に一変した。トリを飾った「WAR WAR! STOP IT」では、声優たちも再登場し、客席のボルテージも最大限に高まった。


放送当時見ていた子どもたちのラップの原体験にもなった名曲「WAR WAR! STOP IT」は、じつはアニメのEDとして作られたものだった、という驚きのトリビアが岩浪より明かされ、大盛況のうちに幕を閉じた。

AbemaTV・なつかしアニメチャンネルで『ビーストウォーズ』放送開始。

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