コールドプレイ、美しすぎる新MV「Up&Up」に隠されたメッセージ


コールドプレイが最新のミュージックビデオ「Up&Up」を公開。その圧倒的な美しい映像と、非現実的な世界観が多方面で賞賛され発表3日間で1000万再生を記録している。

「Up&Up」は、昨年末にリリースされた最新アルバム『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』の収録曲で、元オアシスのノエル・ギャラガーがゲスト参加したことでも話題になったナンバーだが、フロントマンのクリス・マーティンもMV公開前にBeats1のラジオ番組で「人類が作った最高のミュージックビデオの1つ。例え音楽がなかったとしてもね」と、映像作品としての完成度の高さに太鼓判を押していた。

「地下鉄を泳ぎ彷徨うウミガメ」「水たまりに出来た鉄橋」「スポンジの上に出来たサッカー場」「火山から吹き出すポップコーン」など、4分10秒の中にシュールレアリスティックな場面が次々と展開されるこのビデオ。自然の中に溶け込むように巨人化したバンド・メンバーたちが登場するシーンを除けば、確かに音楽が無くても映像として強烈な個性を感じる作品だ。


このビデオを制作したニューヨーク在住の2人のイスラエル人映像監督、ヴァニア・ヘイマンとガル・ムッジャは、この非現実的な映像に現代の様々なの問題を暗示的に盛り込んだという。直接的に諸問題に対する言及は無いが、映像の中に環境問題や、押し寄せる人々を描いた難民問題、さらにビーチに高く建てられた分断するコンクリートの壁はドナルド・トランプの経営する豪華リゾートを想起させる。


一つ一つのシーンに込められたメッセージを推測する興味は尽きないが「Up&Up」という曲。歌詞にも数多く出て切る「Up&Up」とは「前向きに生きて行こう」という意味。

「どんなに酷く落ち込むことがあっても、諦めずにもう一度(前を向いて)挑戦しよう」という言葉は、この曲のリスナーのパーソナルな出来事は勿論、今全世界が抱えている諸問題全てに向けた力強いメッセージに感じられる。

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