セレーナ・ゴメス、進化が止まらない ゴシップアイドルから大人の女性へ

女優でシンガーのセレーナ・ゴメスが5月6日より昨年リリースした最新アルバム『リバイバル』を引っさげてワールドツアーをスタートした。

8月に来日公演を控えている彼女だが、このところ聞こえてくるのは、「ゴシップお騒がせアイドル」という話題よりも、気骨ある力強い女性としてのイメージだ。

今回のワールド・ツアーを前にセレーナは、コンサートの収益の一部を難病「全身性エリテマトーデス(ループス)」の研究機関に寄付することを発表。3年前自身が発症した病の治療に役立てて欲しいと名乗りを上げた。

実は彼女、キャリア絶頂期ともいえる2013年の秋に、この病で予定されていたワールドツアーをほぼ断念、リハビリセンターで化学治療を受け長い時間を過ごすこととなった。全身性エリテマドーデス(ループス)は、全世界で500万人、出産適齢期の若い女性を中心に起きる自己免疫疾患で、全身の皮膚、粘膜、臓器など人によって体の様々な箇所に症状がでると言われ、疲れやすくなり、倦怠感、食欲不振など日常生活に支障をきたす。


2013秋に休養宣言した際は、当時ゴシップ紙面に賑わせていたジャスティン・ビーバーとの恋愛のもつれなど様々な憶測が流れたが、発作を伴う難病との闘いを約2年に渡り病についてはひた隠しにし、真相を語りだしたのは昨年ニューアルバムと共に完全復活を遂げてから。

アルバム『リバイバル』は幼少期からディズニーの子役、10代でスーパーアイドルと順風満帆の芸能人生を歩んで来た彼女が、病を期に「何がやりたのか?」ということにはじめて向き合って完成させた作品。ヒップホップシーンの最重要人、エイサップ・ロッキーとのコラボレーションを軸に強力なサウンド的な後ろ盾に加え、友人、家族、恋人などとの人との関わり方などパーソナルな話題や社会への向き合い方など包み欠かさず歌に込めている。これまでの生活もガラス張りに近い扱いだったものの、様々な誤解や曲解などに対しても23歳の今の自分の言葉で綴った。

Best first show. #RevivalTour

A photo posted by Official Revival Tour (@revivaltour) on


8月にはプロモーション・イベント以外では初となる単独での公演「リヴァイバル・ツアー』での来日も決定している。ここまで絶大な人気を誇る彼女が日本初公演というのはかなり以外だが、アジア、オーストラリア地域でのライブを軒並みキャンセルした2013年のワールド・ツアーのリベンジになる。洗練された新作を引っさげてのツアーは要注目である。


ちなみにジャスティンとの破局と復縁時代の象徴としてファンにも人気の「ハートは自分がほしいものを求める(The Heart Wants What It Wants)は「もうこのツアーでは絶対に歌わない」と宣言。今でも突かれることの多い関係についても吹っ切れたと語っている。

過熱を極めたジャスティン・ビーバーとの恋愛報道や、激太り激ヤセが連日報道されたりと、ゴシップ・セレブを代表する一人というイメージが強い彼女だったが、今回のツアーでは一皮も二皮も向けたポップスターとしてのステージが期待できそうだ。


続きを見る

0コメント

  • 1000 / 1000