パリダカ優勝ドライバー・篠塚建次郎氏 三菱自動車の復活を願う

三菱自動車は先月20日、軽自動車の4車種で燃費試験のデータを不正に操作していたと発表。燃費を実際の5~10%良く見えるよう操作しており、対象の台数は62万5千台となった。5月10日、AbemaTVの報道番組「Abema Prime」では、この「三菱自動車燃費偽装」問題を取り上げ、三菱自動車のラリードライバーとしてパリ・ダカールラリーでも活躍した篠塚建次郎氏と電話中継を行った。

篠塚氏は「自動車会社っていうのは技術を売り物にしている。技術者ってのは絶対的に信頼できるものだと思っていたのでショックを受けた」と動揺しつつ、「自動車で大切なポイントはまず走る性能。私が入社したころはとにかく外国の車の性能に負けていたのでとにかく走る性能を挙げることに集中していた。モータースポーツで活躍することで性能もアップし。車や会社のイメージがアップして業績もアップしてきた」と過去を振り返った。

また、篠塚氏は2000年代から車としての性能が安全性・環境に優しいなどの新しい価値基準が出てきたと指摘。

「走る性能についてはモータースポーツやレースで勝つことで証明できる。環境というのは証明をすることが珍しいから、カタログを見て車を選ぶ。そのデータにやっぱり嘘があるというのは一般の方からするのは大変大きな希望。技術者がやってはいけないことだと思います」としつつ、31年間勤めた三菱自動車の復活を願った。


これを受けて、コミュニケーションプロデューサーの若新雄純氏は「環境問題という新しい指標は、技術者にとって難しい問題。数値を改ざんしたというけど、他のメーカーも実際の道路では数字どおりの結果は出ないもの」とし、「無理な競争を誰かが「やめる」と言い出さないとこれは終わらないのではないか。僕らの要求っていうか……誰かが無理だよね、と言わないといけない。車の限界みたいなのを考えて……たった1リットルのガソリンであんな鉄の塊が30kmも走るはずがない」と日本の自動車メーカー同士で苛烈する「省エネ競争」に問題があると指摘した。


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