中学2年生がミニ政党に突撃インタビュー 「虚しくない?」「意味あるの?」

『AbemaPrime』(AbemaTV)の月曜日コーナー「中2ニュース」は9日、選挙でもあまり注目されることがない、国会議員のいない「ミニ政党」に注目。中2リポーター・杉山珠羽(しゅう)くんと、西原かえでちゃんが、ミニ政党「緑の党」を突撃取材した。

■「ミニ政党」とは

ミニ政党とは その名の通り“規模が小さい政党”のこと。1983年、参議院に比例代表制が導入された際、選挙区で議席を獲得するために相次いで誕生。

『比例代表制』が実施される以前は、選挙区を区分せず、全国を一選挙区とする選挙制度『全国区制』で、個人名による投票が行われており、無所属の人たちも出馬できた。しかし選挙制度が変わり、『全国区制』で出馬していた人たちが、『比例代表制』で出馬するためには  “政党”の形が必要となり、小規模の政党・政治団体のいわゆる、「ミニ政党」が相次いで結成されることとなったのだ。

現在も「維新政党・新風」「幸福実現党」「新社会党」「なかよしの党」「緑の党」などが存在。多数決で決まる民主主義の中、ミニ政党は少数で何ができるのか?

■党員600人の「緑の党」 訴える内容は

取材に答えてくれたのは、「緑の党」の副運営委員長を務める漢人(かんど)明子さん。

「緑の党」の党員はおよそ600人。90万人いると言われている自民党と比べると、政党としてはかなり少数で、多くの人は仕事の合間を縫って政治活動をしている。中2コンビが取材に行った日は、地方にいるスタッフと、スカイプで電力自由化について会議。


漢人「電力自由化を使って、CO2削減に貢献するような、そういう電気だけを選ぶことができるようになった」

松本「落とし穴があって、安い会社だけを選ばれると、二酸化炭素がバンバン出る会社が選ばれてしまう」

石崎「自由化というのはそういう側面があって、それに対して(僕たちは)この問題を伝えていかないといけない」

等々。そう、「緑の党」は環境保護を訴えるミニ政党なのだ。しかし、小規模な政党で、掲げた政策を実現することができるのだろうか?

■中2が素朴な疑問を直撃!「ミニ政党ってなんか意味あるの?」「むなしくない?」

西原「何を成し遂げたいのかっていうと……?」

漢人「私たちが生きている基本になる環境がちゃんと維持されなければ、命そのものが続かないっていうところ、それは大事にしたい」

杉山「ミニ政党ってなんか意味あるんですか?」

漢人「10人いて5人が支持するところ(意見)が大事で、じゃあ1人しか意見がなかったらその意見は意味がない(と思う)? 大事でしょ? 意味あるじゃない」

杉山「お金は大丈夫なんですか?」

漢人「会費とカンパでやってます。本当に厳しい状況ですよね」

杉山「少ない人数で、む、虚しくないですか?」

漢人「志を持っている仲間がいるっていうのは、人数の問題とは違う。数の問題より質の問題」

杉山「他の政党は、もっといっぱいいますよね?」

漢人「世の中には多数派と少数派っていうのがあって、確実に少数派の声を聴き続ける。それを政治、国政に届けていく役割というのは絶対失っちゃいけない」


■ミニ政党の役割とは

ミニ政党の役割は、“少数派の意見を吸い上げること”と語る「緑の党」の漢人さん。中2の2人は、

西原「日本をもっと良くしよう 政治を変えようという思いが伝わってきました。ミニ政党のこともこれからきちっとニュースや新聞などで調べていきたいと思います」

杉山「ミニ政党にも色々あるんだなと思いました。これからはもっと政治に興味をもっていきたいと思います」

とコメント。


スタジオゲストのお笑いタレント・高学歴芸人たかまつななは、「多数決だからといって少数派の意見を見過ごしていいわけではない」とコメント。ジャーナリストの堀潤氏も賛同し、「NHKの番組などでも、政権をとった政党の人は出演できるけれど…」と、ミニ政党が掲げる意見をすくい上げることの重要性を指摘した。


「AbemaPrime」は毎週月~金曜日 20:00〜21:50「AbemaNews」チャンネルにて放送中。

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