【米大統領選】トランプ氏が共和党候補に 世界の若者はどう思っているのか?

アメリカ大統領選の候補者選びのインディアナ州予備選は、共和党でトランプ氏がクルーズ氏とケーシック氏の異例の選挙協力を一蹴し、勝利した。2位につけていたクルーズ氏は撤退を表明。これを受けトランプ氏の候補者指名獲得が確実になった。

トランプ氏は開票早々、クルーズ氏に大差をつけて勝利を決めた。これを受け、共和党の全国組織を束ねるトップもトランプ氏を事実上の候補と認め、党の団結を呼びかけた。

一方、民主党では事前の予想に反して、クリントン氏がサンダース氏に敗れた。クリントン氏の指名獲得は濃厚だが、若者や白人層からの不人気が弱点という課題が改めて浮き彫りとなった。


■事実上の共和党候補となったトランプ氏。日本在住の外国人は?

今回の大統領選について、各国の若者たちはどのように感じているのか。4日放送のニュース番組『AbemaPrime』(AbemaTV)では急きょ、日本在住の外国人の若者5人に集まってもらった。それぞれのプロフィールは以下の通り。

【アメリカ】アリーナ・コデシュさん(女性/24歳)東京大学大学院留学中

【中国】袁梓洋(エン・シヨウ)さん(男性/22歳)茨城大学 留学5年目

【ロシア】ヨノハ・ソールさん(男性/27歳)テレビ番組制作スタッフ

【エジプト】ローズマリ・スライマンさん(女性/28歳)早稲田大学博士課程 留学中

【インドネシア】ナティア・ウィルダ・ウマーさん(女性)フェリス女学院大学 大学院 日本文化専攻(日本に来て1か月)

トランプ氏圧勝について、アリーナさん(アメリカ)は、「なんで人気があるのかわからない。若者はクリントン氏でもトランプでもなく、サンダース氏のファンが多い」と首を傾げる。

トランプ氏を支持するという中国のエンさんは、「面白いじゃないですか。正直いうと、何もしてくれなくても、あれだけ暴言をペラペラ言うのは、勇気がいること。ただ、どちらが当選しても親中関係はあまり改善されないんじゃないですか」と冷静だ。

インドネシアのナディアさんは、クリントン氏を支持。理由として、「トランプ氏がイスラム教について意見を述べていることが不安」という。というのも、トランプ氏は「実情を把握するまで、イスラム教徒のアメリカ入国禁止を要求する」と表明しているためだ。


■ビジネス界では有名人のトランプ氏。政治に向いているのか

90%以上がイスラム教徒を占めるエジプトのローズマリさんも、「すでにアメリカに住んでいるアラブ人にも、イスラム教徒がたくさんいる。トランプ氏になったら、迫害の怖れがあるんじゃないのかなと…」と不安を隠せないものの、

「どちらもふさわしくないと思うけれど、トランプ氏の何がいいかというと、はっきりしているところ。大統領にふさわしいかというよりも、何故アメリカでこんなに人気を集めているのかを問う必要がある。」

と指摘。そして、トランプ氏がアメリカで人気を集めている理由として、不動産会社トランプ・オーガナイゼーションの会長兼社長で、カジノ・ホテル運営会社トランプ・エンターテイメント・リゾーツの設立者でもあるなど、ビジネスを経験していることを挙げ、「クライアントに対する戦略がわかっているのでは。そこが有利だと思う」と持論を展開した。

ただこの見方に対し、アリーナさんは、

「そうですね…、でもちょっと裏をみてみたら、トランプのビジネスはそんなにうまくいっていないという歴史がある。話はうまいが結果がでない人。アメリカがそうなると不安。トランプ氏になったら帰国したくなくなりますね」

と慎重な姿勢を崩さない。


ちなみにナディアさんによると、「アラブ人はよく冗談で、トランプ氏が大統領になる前に一回でもアメリカに行ってみようと言っている。入国できなくなるかもしれないからと」とのこと。冗談めかしているが歯切れは悪く、BuzzFeedJapan編集長の古田大輔氏は、「積極的というよりは消極的な選び方をしている人が多い。トランプ支持が強く出ているのは、既存の政治に対する不信感からではないか」とコメント。外国人たちも大きく頷いていた。


今後11月の本選挙に向け、大統領を目指してトランプ氏はどんな戦略をとっていくのだろうか。また、トランプ氏が大統領になったらどうなるのだろうか。世界中が注目している。


「AbemaPrime」は毎週月〜金曜日 20:00〜21:50「AbemaNews」チャンネルにて放送中

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