実物大ガンダムを動かす クールジャパン戦略のいま

4月19日(火)に開催された第6期ABPFプレ開催シンポジウムにて、「アニメから始めるクールジャパン戦略~官民・異業種連携によるクールジャパン戦略が目指すものとは?~」が開催された。


これは、官民・異業種連携での推進が期待されるクールジャパン戦略において、アニメ産業が果たす可能性を提案するもの。

まず、内閣府の浜野京氏が登壇し、クールジャパン戦略を深めるにあたって必要な5つの視点を紹介。官民の活動を相互に連携させて魅力を高めつつ、外国人目線で再編集し国内外へ発信する。さらに、地方の魅力も海外で受け入れられるようにプロデュースを行ない、「人材ハブ」も構築する、という内容となっている。

続いて、株式会社サンライズ代表取締役社長の宮河恭夫氏から、『機動戦士ガンダム』関連の過去の事例をもとにプレゼンが行われ、既にプラモデルの産業の半数程度が輸出コンテンツとなっていることや、ガンダム40周年(2019年)に向けて、実物大ガンダムを動かす企画が進んでいることなどが発表された。


さらに、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科の中村伊知哉教授から、この10年間で政府が取り組んできたアニメに関するプロジェクトの一部が紹介される。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、研究開発と人材育成、ビジネスマッチングを目的に、シリコンバレーとハリウッドをコンパクトにまとめ、さらにポップカルチャーに特化した経済戦略特区を竹芝に建設するプロジェクトが進行していることなどが明かされた。

最後に、質疑応答を通じ、外国人が日本のアニメ番組で日本語を学んでいることが話題となり、宮河氏も「上海で『ラブライブ!』のライブを実施した際に、日本語のMCを観客が理解していたことに驚いた」とコメント。日本語を海外にどのように発信していくかについても言及がなされていた。

ちなみに、「一番好きなアニメ作品は?」という質問に対して、浜野氏は『アタックNo.1』、中村教授は『パーマン』をそれぞれ挙げていた。

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