【ゴールデンウィーク】熊本の旅館、風評被害でキャンセル続く 『緊急プラン』で巻き返し

平日を休めば、最大で10連休となるゴールデンウィーク。成田空港と羽田空港からは、29日の1日で合計7万7千人が出国。各新幹線は、午前中の指定席はほぼ満席だった。

被災地、熊本では九州の大動脈・九州自動車道の通行止めが解除され、全線通行可能に。また市の災害ボランティアセンターには県内外からたくさんの人が訪れ、受け付開始の午前9時には600人以上が並び、20分で29日分の受け付けが終了。被害の大きかった益城町や南阿蘇村でもボランティアの姿があった。


熊本では、イチゴ農園や「阿蘇猿まわし劇場」など、営業を再開しているところもあるが、熊本城など全国的に有名な観光地が大きな打撃を受けており、ホテルや旅館のキャンセルが相次いでいるという。また大分県でも震度5強を観測する地震があったが、震度3を観測した大分県別府にある、別府温泉・杉乃井ホテルの東(あずま)さんが、『AbemaPrime』(AbemaTV)に中継出演した。


■風評被害でキャンセル続く旅館 『緊急お得プラン』で巻き返し図る

「別府温泉 杉乃井ホテル」は、別府湾の絶景を楽しめる大展望露天風呂や、五感”を使って楽しめる新感覚の温泉、スパ施設「スパ・ザ・シーダ」、ボウリング場などのアミューズメントなど、一日中楽しんでいただける施設が満載。しかし震災後、東さんによるとGWの予約が90%から30%にダウン。4000人ものキャンセルがあったという。

東さんは「(施設への)被害は少なかったものの、風評被害でキャンセルが続いた」と明かしたうえで、ホテルとしては安心・安全を取り戻している旨を一人ひとりに連絡し、特別プランとして、『緊急お得プラン』をネットで販売するなど営業努力を続けているとのこと。予約担当だけでなく、レストランのスタッフもふくめ全ての人間がかかわり、現在では70%まで回復していると説明した。

GW中の『緊急お得プラン』は、4月29、30日は通常2万5000円を2万円に。5月1日、2日は1万5500円を1万2000円に値下げしたところ完売。3日以降はまだ空きがあり、3日は2万8000円を2万5000円、4日は2万8000円を2万2000円。5~7日は1万5500円を1万2000円に割り引く。

「“風評”ということがあるため、(旅館および交通機関は)安心・安全だということわかってもらうのに時間がかかるなという思いがあることで、頑張っています」(東さん)


■阿蘇のふれあい動物園「遊びに来ていただくことが、支援・復興の手助けになる」

地震発生後から閉園した熊本県阿蘇市にあるクマを中心とした動物園、「阿蘇カドリー・ドミニオン」の北山さんも中継にて出演。

「阿蘇カドリー・ドミニオン」は阿蘇の大自然を満喫できる広大なロケーションの中で、世界に生息する8種200頭のクマや、チンパンジーなど、いろんな動物と様々なふれあい交流ができる。地震で運営一旦停止していたが、飼育員と動物たちはすべて無事。施設の被害状況も問題なく、GWを迎え、5月1日から8日まで一旦再開する。

動物たちの反応について、北山さんは、余震がおさまってから駆けつけたこともあり、「比較的落ち着いていて、パニックになっている動物たちはいなかった」と説明。再開を目前に控え、「阿蘇に遊びに来ていただくことが、支援・復興の手助けになると思っています」と呼びかけた。ちなみに、北山さんによると、注目は「今年生まれたツキノワグマの赤ちゃんと触れ合える施設」とのことだ。


「AbemaPrime」は毎週月〜金曜日 20:00〜21:50「AbemaNews」チャンネルにて放送中

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