元テレビ朝日アナ・龍円愛梨さん ダウン症の子の子育てを語る 「思ったほど大変ではない」

28日、AbemaTVのニュース番組「AbemaPrime」では、社会問題やトレンドを独自の目線で切り取る「ざっくり社会学」を展開。「もっと知ってほしいダウン症」が題材となった。スタジオにはダウン症の息子を持つ元テレビ朝日アナウンサーの龍円愛梨さんと、ダウン症のタレント・あべけん太さんが登場し、「胎児の染色体異常を調べる新型出生前診断で異常が判明した人のうち96%の妊婦が中絶を選択している」という現実をどう見たらいいのか、率直に語った。


龍円さんは旧型の出生前診断を受けたが異常が見つからず、無事に息子を出産。しかし、息子がミルクを飲まない、泣かない、よく寝るのでおかしいと思い病院で検査をしたらダウン症だということがわかった。告知を受けた時、龍円さんはひどく落ち込み、自分を責めた。しかし、「この子が幸せになればいいじゃないの」という母親の言葉で勇気をもらい救われたそうだ。


このような体験を受けて龍円さんは「先生の告知の仕方」を改善してほしいと意見した。というのも、実際に龍円さんが病院で先生から告知を受けた時、マイナスの言葉ばかりで説明されたので自分を責める気持ちになってしまったそうだ。そうではなく「ご安心ください」と言ってもらえたり、心のこもった言葉で説明してもらえれば自分を責める人たちが減るのではないかというのがその理由だ。

ダウン症の子を育てていて、思ったほど大変ではないという。むしろ、ダウン症の子はゆっくり育つので普通の子だったら見逃してしまったであろう成長を見逃さずに済むところがよいのだそうだ。

ダウン症のタレント・あべさんは「新型出生前診断で異常が判明した人のうち96%の妊婦が中絶を選択している」ことに対して「どうして中絶するのか。とてもがっかりしている。TVでもっとダウン症のことを特集して世間のみなさんに知ってほしい」と述べた。

そんなあべさんに対して視聴者の方から「あべさんのストレートな意見が伝わってきた。」という意見が届けられた。


次にスタジオでは出生前診断についての話になり、龍円さんは「遺伝子に異常がある子を排除するのではなく、生まれてきてからの心の準備のために使ってほしい。知識があれば焦ることなく育てられる。」と語った。

最後に「どんな社会を望むのか?」と問われ、龍円さんは「目を伏せる優しさは優しさではない。もっとダウン症のことを知ってほしい。もっと見ていただきたい」と締めくくった。


「AbemaPrime」は毎週月〜金曜日 20:00〜21:50「AbemaNews」チャンネルにて放送中

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