日本の未来、ロボットや人工知能(AI)に奪われる職業とは?

4月18日、AbemaTVにて「Abema news/開局SPECIAL」として『スマホで朝生!』が3時間にわたって生中継され「激論!人工知能(AI)と日本の未来」について議論された。

このテーマで議論する前提として「日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能に」という野村総研と英・オックスフォード大学の調査結果が発表された。同調査によると、ロボットに取って代わられる職業は、運転手、建設作業員、役所の事務員など。その一方、教員や、医者、テレビタレント、アナウンサーなどは変わらないという結果が出たのだという。


パネリストのドワンゴ取締役・夏野剛氏はAIが発展することについては、人間の仕事が「楽になるということ。仕事を奪われると思う人は、どちらにせよ仕事をしていないんです。生産性に価値をつけている人は『奪われる』なんて思わない。今ほとんど働いていなくてカネもらってるヤツが思うだけ」と語った。書評サイトHONZ代表の成毛眞氏は、タクシー運転手やコンビニ店員のように、同じようなことができる人が多い仕事はAIが代替できるが、宮大工のように希少な技能を持った人であれば、AIに代替されないと指摘した。

だが、AIが人間の仕事を代替したとしても、別の仕事が生まれるのではと述べたのはNPOフローレンス代表理事の駒崎弘樹氏だ。駒崎氏は農地をかつては人間が鍬などを使って耕していたが、耕運機ができた時、耕す人は不要になるものの耕運機を作る人、売る人、保険の人などが登場し、新たな仕事が生まれると指摘した。技術の進化により、それに付随した新しい仕事もあるという意見だ。


ここで、夏野氏と成毛氏が意見を言い合った。後にこの2人について堀江氏は、かつての『朝まで生テレビ!』のご意見番として圧倒的存在感を誇っていた大島渚監督と西部邁氏のようだったと議論活性化を歓迎することとなる。


夏野:暇な人が増えると暇な人は何かをしたくなるから、その人向けのサービスができる。

成毛:たとえば東京には5万台のタクシーがあり、平均年齢は58歳。その人達はどうなるのですか?

夏野:テクノロジーの進化のためにはやむを得ないのでは。

成毛:誰かを不幸にするってのはどうだろうか?

堀江:スマホで起きた革命ってのは色々あって、ドローンとかもその流れで生まれている。

成毛:堀江さんは洋服をスマホを使ってZOZOTOWNで買っているんでしょ? 堀江さんみたいな人にとってはアパレルの店がいらなくなった。


こうした流れを受け、駒崎氏は「不幸になる人もいますよね。その人を置いときましょう、だと世の中は良くなりません。その人を活躍できるようにしたい」と語った。また、堀江氏にしても、そういった人々を置き去りにするのではなく社会というものは変化するため、変化があった時にもポジティブに反応できるようにする心構えが大事だと述べた。

その一つの表れが、動画配信を生業とするYouTuberと呼ばれる職種の人や、写真を公開することで人気を博すインスタグラマーの存在だ。何かの変化を感じ取り、そこで対応することで置き去りにされないと指摘した。


成毛氏は同じ職業についている人が少ない職業に就くことを推奨した。これを受け、ウーマンラッシュアワー・村本大輔は「(明石家)さんまさんやB&Bさんが稼げたのは、当時芸人が少なかったから」とブルーオーシャンの仕事を選んだ先見の明について業界の先輩の成功例を紹介。一方、堀江氏は「今芸人になるのはあまりいい選択ではない」とお笑い芸人の世界がすでにレッドオーシャンになっていると説明した。


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