『スマホで朝生!』田原総一朗、堀江貴文らが地上波で語れない「メディアのタブー」を議論

4月18日、AbemaTVにて「Abema news/開局SPECIAL」として『スマホで朝生!』が3時間にわたって生中継された。司会は田原総一朗氏(82)、メインパネリストとして堀江貴文氏が登場した。

田原氏は、『スマホで朝生!』の特徴について「受け手が書き込みできるよね」としたうえで、「この番組はタブーがありません。『安倍晋三のバカヤロー』とか言ってもいいから」と宣言すると堀江氏が「僕は別に思っていませんから」と若干困惑気味。

番組では、熊本を中心に発生した大地震についての話題について議論が開始した。パネリストを務めるドワンゴ取締役の夏野剛氏が「テレビで言えないことを言います。あれだけの大きな地震があって、亡くなった方は申し訳ないが、これだけの被害で済んだというのは、日本の地震対策は評価できる。災害対策がある程度進んだ」と意見した。


また、田原氏は4月16日にAbemaTVで生中継される予定だった堀江氏の出演番組「坊主麻雀」(賞金500万円、負けたら坊主になる)がキャンセルされたことについて「地震と関係ない番組をやると炎上する。麻雀の番組をやろうとしたら……。自粛されたんでしょ?」と堀江氏に聞いた。

その中で、とにかくクレーマーからの声が怖いということで昨今メディアが萎縮している状況について、お互いの見解が話し合われた。堀江氏は麻雀中継をしてもいいのではないかと考えたそうで「芸能人がネットに不謹慎な写真UPしたとか、そういったことでクレームが来るけど突っぱねればいい。それこそNHKを筆頭としたマスコミが折れるので(その風潮が助長される)」と現状を認識。


書評サイトHONZ代表の成毛眞氏は、地上波テレビはWi-Fiの使用料金やパケット代金もかからず受信機さえ視聴できるためもっとも視聴コストが安いメディアであると指摘。「テレビはコストを払えない、クレームを言う保守タイプの人向けのメディア。クレームを言いたい人がテレビを見ている」とクレームが特につきやすいメディアと語った。その反面、アメリカでは課金制のネットフリックスやHulu、アップルティービーといったネットの動画配信サービスが多くの視聴時間を占めていることから「炎上を恐れないから面白いものができる」とも説明した。

堀江氏はHulu、J:COMでオンエアされているドラマ『フジコ』(原作は『殺人鬼フジコの衝動』)がタブーがないスプラッター作品として「めちゃくちゃ面白い。表現に制限がない」と興奮気味に語った。こうした作品を流せるのも有料会員制ならではのことで、「いわゆるノイジーマイノリティの主張に対する説明責任がない」と述べた。

つまり、無料で観られる地上波テレビの場合は、「不謹慎だ」や「倫理的におかしい」といった主張を視聴者が大量に寄せてきたらその意見に屈指せざるを得ない一方、有料の場合は視聴者が自ら選択をしたという判断ができ、「嫌なら解約すれば?」という話にできるということだ。


番組オープニングから地上波ではなかなか言いにくい内容が飛び交い、議論は序盤から白熱。『スマホで朝生!』は波乱含みの幕開けとなった。


(C)AbemaTV


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