防災・危機管理アドバイザー 地震が起こった際の「スマホ活用術」を指南

最大震度7を記録した熊本地震を受け、15日放送の『AbemaPrime』(AbemaTV)では、「地震がおこった際のスマホ活用術」と題し、防災・危機管理アドバイザーの高荷智也さんに話を伺った。


高荷さんによると、スマートフォンが最も適している利用法は、「情報収集ツールとしての使い方」。津波や余震、土砂災害といった二次災害の情報を集めるツールとして最適で、またFacebookやTwitterといったSNSは、インターネット回線を使うため、停電していても携帯電話の基地局がバッテリーなどで動いていれば使えることを指摘。「東日本大震災の時には、最後まで有効性が確認された」と解説した。


SNSに関しては「家が倒壊し閉じ込められて出られなくなった場合などに、Twitterで位置情報をつけ、『#救助』というハッシュタグをつけることで、見つけてもらいやすくなる」と、活用法を指南。ただ、やはり「一番良いのは枕元に防災用の笛を準備しておくこと」だ。


また被災地外からの安否確認に関しては、電話やメール(SMS)は回線がパンクして使えなくなってしまうため、SNSを使う方がよく、FacebookやGoogleには、安否確認のサービスがある。通話に関しては、インターネットを介した通話サービスは有効で、さらにLINEのようなメッセンジャーアプリもよい。


また「LINE Out無料開放」が問題視された件については、「LINEの通話アプリは、LINE同士をインターネットでつなぐので電話回線を圧迫しないが、LINE Outは、LINEから一般の固定電話や携帯電話につなぐため、使いすぎると電話回線がパンクする要因になる」と解説。「電話回線は、被災地で生き残るために使うため、被災地外からはインターネットを使うとよい」と語る。


一方で、SNSにはデマ情報が投稿される危険性についてもふれ、「Twitterなどの情報ソースは、なんでもかんでも鵜呑みにするのではなく、自分の目で見ていないのものは、本当に事実なのか確認すること。情報の取捨選択が必要」と警鐘を鳴らした。


コメンテーターの東洋経済オンライン編集長・山田俊治氏は、「『TVを観る』『気象庁のサイトを見る』など複数のソースを確認すること。ひとつのソースだけでは大変危険」と説き、経済評論家の川口一晃氏も「生死と向き合っている中で、冷静さを失うことがある。信頼できる友人などに確認してもらうようにした方がよい」とコメントした。


(C)AbemaTV

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