マイケル・ジャクソンの再来?無料配信から5年でトップアーティストに登り詰めた『ザ・ウィークエンド』

「ザ・ウィークエンド」ことエイベル・エスファイは、1990年生まれのエチオピア系カナダ人アーティスト。2016年2月のグラミー賞では7部門にノミネート、最優秀R&Bパフォーマンスと最優秀アーバン・コンテポラリー・アルバムの2部門を獲得、文字通り現在の音楽シーンを牽引する主役の一人といえる。

昨年リリースしたアルバム『ビューティー・ビハインド・ザ・マッドネス』で全米1位を奪取後、3週に渡りチャート上位をキープしメインストリームでのトップアーティストとしての地位を揺るがないものとした。彼が最初に脚光を浴びたのは5年前に無料配信でリリースした3作のミックステープ「House Of Balloons」「Thursday」「Echoes Of Silence」、後に『トリロジー』としてリリースされる本作だが、この頃はまだその存在は謎に包まれたままだった。が、ネットメディアやリスナー、音楽関係者により、ヒップホップやダークで耽美的なインディー・ロック、EDM的な要素なども内包したジャンル通過型の新感覚のR&Bサウンドが幅広い層の耳に届くこととなる。


特に前述の「Echoes Of Silence」でカヴァーしたマイケル・ジャクソンの「ダーティ・ダイアナ」=「D.D.」などを皮切りに最新作までその歌いまわしやヴォーカルスタイルはマイケル・ジャクソンからの強い影響が見える。その他にもRケリーやプリンスなど80年代以降の伝統的なヴォーカリストの系譜を受け継いでいる点も実にユニークだ。

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