原発事故を追うテレ朝記者 「メルトダウンを公表するなと言った人がいた。誰でしょう?」

4月11日に開局した “無料で楽しめるインターネットテレビ局”の「AbemaTV」のメインニュース番組「AbemaPrime」が夜8時からオンエアされた。


東京電力福島第一原発事故から5年が経過し、福島原発事故の前からメルトダウンの基準を知っていたと東電幹部が最近明かした。ここでは原発事故を追ってきたテレビ朝日社会部記者の吉野実氏が登場。

吉野氏は「圧力容器ってのがあって、冷却ができなくて(核燃料が)ぼたぼた落ちていく。5%の燃料が解けただけで、メルトダウンだと公表する義務があった。逆に言うと言ってはいけないと言う人がいた。さぁ、誰でしょう?」と問題提起をした。

また、慶應義塾大学の金子勝教授も登場し、今回の「5年」という発表タイミングに疑問を持っているという。これは、公文書、私文書偽造の時効が5年であることにも影響があるのでは?ということだ。その期間が過ぎたからこその発表という考え方もあるという。

小松アナが「隠ぺいしても罪にならないのが5年ってことが仮説なのですね?」と述べると金子氏は「処罰されない期限があって、メルトダウンを定義したマニュアル(文書)を知らなかったというのは隠匿にあたると思う。だから、5年して言っても何ともならないと考えたのでは、という見方をしている」と説明した。

ただし、小籔は東電の社員はずっと東電の人間であり、ただし「言うなよ」と言っていた指示する立場の人(政府)は変わるといった事情もあるのではとの見解を示した。

また、吉野記者は、原発事故当時の原子力安全・保安院の中村幸一郎審議官がメルトダウンの可能性について述べたところで「官邸の圧力で更迭されたというのは明らか」と説明。さらに「ただ、それが官邸の誰なのかが分からない。しかし、当時の官邸の責任者といえば、菅(直人)さん、枝野(幸男)さん、細野(豪志)さん、せっかく番組やるから今後ゲストとして聞いてみたいですよね。直接聞いてみたい」と今後の番組登場を期待した。

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