橋下氏、大阪のダブルクロス選に「こんな面白い選挙はない。生き様を賭けた戦い、関ヶ原だ」

 先週、大阪府の松井一郎知事と大阪市の吉村洋文市長が揃って辞表を提出、松井知事が大阪市長選に、吉村市長が大阪府知事選にそれぞれ立候補するという"ダブルクロス選挙"に突き進むことが決定した。2人を擁する大阪維新の会に対抗する自民党は府知事選に小西禎一・元副知事を、そして市長選には柳本顕・元大阪市議の擁立を決めた。


 14日放送のAbemaTV『NewsBAR橋下』に出演した橋下徹氏が、来月7日の統一地方選の中で最も注目されているこの"ダブルクロス選"に言及した。


 橋下氏は「大阪の地上波はピリピリモード。ちょっとでも不公平な内容があったら、双方の陣営がクレーム入れてくるから。その筆頭が僕だけど(笑)」と冗談を飛ばしてから、次のように語りだした。


 「東京の政治行政のリーダーは東京都知事だけれど、大阪は大阪府知事だけではなく、大阪市長も並び立っている。実は東京も1943年まではそうだった。当時の東條英機総理が号令して東京府と東京市をまとめ、東京都にした。1895年に問題視されてから、48が年かかった。大阪の場合も、全体の仕事は大阪都知事が、細かい仕事は区長がやる、というのが大阪都構想。難しい話をしだすと4時間くらいかかるけれど、一言でいえば、大阪は一致団結しよう、ということ。例えば2008年のオリンピック招致だって、大阪市だけが招致活動をやって、近隣の自治体は関係ない、となったから惨敗した。でも、東京は一致団結したからものの見事に招致に成功したし、大阪万博も松井知事と吉村市長が一致団結したから招致に成功した。それだけ。もちろんデメリットとしては費用がかかるけれど、それは主に児童相談所や教育関係に使いたい、必要でしょう。というのが維新の主張」。


 そして、「歴代の大阪府知事は、霞が関出身者や、東京で知名度のある人を持ってきていたけれど、松井さんは元府議だし、吉村さんも元市議。だから本格派じゃないと務まらない。府知事選で松井さんと戦う小西さんは僕が大阪府知事だった時代に部下だった人。府の職員として40年間やってきて、僕と考え方は絶対に違うし、"橋下コンチクショー"と思っていたと思う。それでも僕が政治的に決定したことは一生懸命に実行してくれたスーパー公務員、まさに立役者。市長選で吉村さんと戦う柳本さんも、僕が市長時代に大阪都構想をめぐってやりあった市議。そんな彼らが、"一矢報いたい"と堂々と出てきたということ。"橋下倒せ!""維新はダメだ!"といろんな学者などが文句を言ってくるが、彼らは言うだけで選挙には出てこない。だから、生き様として本当に敬意を表する。"関ヶ原"だ。僕がやってきた方向性と、昔の大阪の方向性、どっちがいいか。それぞれの考え方があるから、あとは有権者に選んでほしい。全国の自治体でこんな面白い選挙はない。ただし、もう府と市の"ねじれ"はやめたほうがいい。僕がやってきたことがダメだというのなら、もう終止符を打って、小西さんと柳本さんがワンセットで通ってほしい」と訴えていた。(AbemaTV/『NewsBAR橋下徹』より)


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