「ラブホ女子会」がネットで話題 一方、インバウンド“増”で浮き彫りになるレジャーホテル業界の闇実態

 今、豪華でアミューズメント要素を備えたラブホテルがネットで話題を集めている。


 この現象について、10日にAbemaTVで放送された『Abema的ニュースショー』に出演したホテル評論家の瀧澤信秋氏が解説。年間270日ほどを様々なホテルに宿泊して過ごすという瀧澤氏は、近年急増する外国人旅行客などに起因した「ホテル不足」を指摘すると、来る2020年東京オリンピックに向け「ラブホテルの一般ホテル化」が加速していると話し、次のように続けた。


 「日本のラブホテル業界で海外向けのインバウンド取り込み専用サイトを作った。宿泊予約サイトにも掲載されており、豪華な設備、高い防音性などが評価され、宿泊施設としての評価が見直されている」


 さらにSNSなどで広まりを見せている「ラブホ女子会」などのように、ラブホテルの一般ホテル化については“利用者側の意識の変化”も大きいというが、法改正も大きく関わっていると瀧澤氏はいう。

 「お客様を泊めてお金をもらう以上、どの形態のホテルにおいても旅館業法の許可を取らなければならない。中でも、室内にある自動精算機など特有の設備を有する場合は風俗営業法の許可も必要となる」


 新たにラブホテルを開業するためには旅館業法および風俗営業法双方の許可が必要となるが、風俗営業法の審査は厳しく、新規で開業するホテルの多くは「あくまでも旅館」として営業しているとのこと。それらが旧来のラブホテルの一般ホテル化を促す要因にもなっているというのだ。

 一方、風俗営業法でがんじがらめの業界に苦言を呈するのは、これまでに国内外1600軒以上のラブホテルを手掛け、回転ベッドの生みの親でもある亜美伊新氏。亜美伊氏は「ラブホテルはディズニーと同じでほとんどがリピーター。当初から褒められたものが必ずしも流行るわけではなく、馬鹿にされたものが流行る。そういう部屋を作らないとリピーターにならない。テーマ性と仕掛け、動きが必要」と、一般化が進む業界についてエンターテインメント性の大切さを訴える。


 亜美伊氏の話は少子化問題にまで話が及ぶと「昔は美味しいところで食事をしてからホテルに向かった。そこから前戯が始まっていた。今の子たちはセックスレスだと言われるが、面白いホテルがなくなったから行かなくなった。ラブホテル滅びて、国は滅びるかもしれない」と持論を展開した。


 なお「なぜラブホテルは潰れないのか?」という問いに対して、客の回転数が高く利益率が良い、風俗利用が多い、性欲は不況に左右されないなどの理由を瀧澤氏が挙げると、MCを務める千原ジュニアは「名言やな」と感心していた。

(C)AbemaTV


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