飯豊まりえ、キスマイ北山宏光と猫役で共演 亡くなった愛猫との縁を感じる

 Kis-My-Ft2の北山宏光が初主演を務める映画『トラさん~僕が猫になったワケ~』が2月15日(金)より全国公開される。漫画家の板羽皆氏による同名人気漫画を実写化した同作品。主人公は売れないマンガ家の高畑寿々男。妻の稼いだお金でお気楽な生活を送っていた寿々男だが、ある日、交通事故であっけなく死んでしまう。そんな寿々男にあの世が下した判決は「執行猶予1ヶ月、過去の愚かな人生を挽回せよ。但し、猫の姿でー」だった。トラ猫の「トラさん」として家族の元に戻った寿々男が織りなす、涙あり、笑いありの家族の物語だ。作品の中で一つの注目ポイントとなるのが、女優・飯豊まりえの猫役だ。トラさんのよき理解猫、ホワイテストを演じ、キュートな猫姿で作品に花を添えた。初の猫役、作品について聞いた。

――本作の出演が決まって、猫の役だとわかったときの感想を教えてください。


飯豊:人生の中で人間以外の役を演じることがあるなんて予想もしていなかったので、とてもビックリしました。でもホワイテストはトラさんのよき理解者で、人としての大切なことを知っているステキな猫だったので、やりがいがありました。

――実際に猫スーツを着用して、ご自身の猫姿をご覧になったときはいかがでしたか。


飯豊:特別な思いが湧きました。実は私、2歳の時に保健所から猫をもらって、18年間一緒に過ごしていたんです。その猫はホワイテストと同じ、ペルシャの真っ白な猫でした。でも、トラさんの撮影が始まる前に亡くなっちゃったんです。初めてホワイテストの姿になったときには、もしかしたら私とこの作品をつないでくれたのかなって思いました。


――ステキなエピソードですね。内面はどんなことを意識をしながら演じましたか。


飯豊:猫は言葉が話せないだけで、人も猫も感じ方や考え方は同じだと思いながら演じていました。ホワイテストはトラさんを支える部分もあるので、優しさや包容力が見えるように意識しました。


――確かに、気持ちの面では人も猫も変わらないのかもしれないですね。猫っぽい仕草や習性も印象的でした。猫らしい姿は練習されましたか。


飯豊:当たり前ですが、スタッフさんはみんな普段着なので、現場で練習するのがちょっと恥ずかしかったんです(笑)。でも北山さんはよく撮影現場でも猫の仕草をすごく熱心に研究されていたので、私はちょっと北山さんの姿を真似させてもらったところもあります(笑)。


――北山さんの猫姿はいかがでしたか。


飯豊:すごく似合っていて可愛かったです。『トラさん』の漫画を読んだときに、北山さんにピッタリだなって思ったんですよ。トラさんとどこかリンクするような雰囲気があって、この役は北山さんがやったらきっとステキになるんだろうなって気がしていました。実際に現場で会ってみると、本当にトラさんになっていました。その姿に触発されて私も自然に猫になれたという部分もあります。あと、普通の人間の中に猫2匹だったので、北山さんとはすぐに距離が縮まりました(笑)。

――猫の目線から家族の姿を描いた物語ですが、台本を読んだときにはどんな感想をお持ちになりましたか。


飯豊:最初はコメディかなって思ったんですが、大切なメッセージがいっぱい詰まっている作品でした。大事な人が側にいることは当たり前じゃないから、ありがとうって伝えないといけないんだ、とか。「明日も生きている」って言いきれる人は、どこにもいないぞって気づかせてもらいました。この作品に携われて本当に良かったと思っています。


――最後に、もし本当に猫になれたら、飯豊さんはなにをしたいですか?


飯豊:う~~ん(笑)。どうしようかな。自分の大切な人たちの様子を見に行こうかな。その人のお部屋を窓の外から覗いてみたいですね。「なにしてるのかな~」って。普段は上ることのできない高いところに立って、見つめてみようかな(笑)。気づいてもらって、部屋に入れてもらえたらうれしいですね。


――ありがとうございます! 可愛らしい飯豊さんの猫姿、楽しみにしています!

テキスト:氏家裕子

写真:You Ishii


(c)板羽皆/集英社・2019「トラさん」製作委員会

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