原作漫画のヒロインが続く女優・桜井日奈子、次なる野望は「アクションをやりたい」

 テレビ朝日系で19日よる11時30分よりスタートする土曜ナイトドラマ『僕の初恋をキミに捧ぐ』。累計発行部数800万部を超える青木琴美の名作漫画をドラマ化したもので、心臓病のため20歳までは生きられないと宣告される主人公・逞(たくま)を野村周平が、逞の主治医の娘で逞を一途に想うヒロイン・繭を、桜井日奈子が演じる。


 普通の学園恋愛ドラマとは一線を画す、 “命”という大きなテーマに真正面から向き合った本作。迫りくるタイムリミットに悩み苦しみ、数々の困難を切り抜けながら必死に運命に抗おうとする高校生2人の純愛に心打たれた読者も多く、“最強純愛コミック”との声も名高い。


原作モノでも、生の人間がやると全く別の作品に

 「原作は実家にもあります。大変な人気作品というのはもちろん知っていましたが、原作を読んで繭の逞に対する想いや、猪突猛進みたいなところなど共感できる部分がたくさんありました。自分自身も繭のキャラクターに近しい部分があったので、そこは安心して演じることができました」と語る桜井。原作があるキャラクターを演じることが多い桜井は、その難しさについて「私は、漫画とそれを原作として、生の人間が演じるドラマや映画は全く別の物だと思っているんです。もちろん原作のキャラクターがまず大事ですし、そのキャラクターをしっかりと自分のなかに入れて、自分が演じる繭を大切にしていきたいと思います」と演じるうえで、あくまで自分らしさを大事にしていると語る。

 過去に『ママレード・ボーイ』『ういらぶ。』など数々の学園ラブストーリー映画に出演してきた桜井は、意外にも今回が連続ドラマ初ヒロインとのこと。「とにかくプレッシャーでした!」と語る桜井は、「私は女優としてのキャリアはまだまだで、自分の引き出しもそんなにありません。周囲の方々に頼ってばかりだと、取り残されていくスピード感が連続ドラマにはあるので、最初はそのスピードに慣れるのが大変でした。1カット1カット、大切に演じていきたい、という気持ちでやっています」と謙虚さをのぞかせる。

『僕の初恋をキミに捧ぐ』場面写真


人見知りでも自然に打ち解けられる、野村周平のムードメーカーぶり

 1月某日、ロケ地である埼玉県狭山市にてメディア向けに会見が行われた。野村と桜井のほか、宮沢氷魚、佐藤寛太、松井愛莉と旬な若手俳優たちが登場、全員で野村に突っ込んだり茶化したりなど、撮影が始まってまだ序盤にも関わらず仲の良さが際立っていた。

メディア向け会見の様子


 「すっごく雰囲気のよい現場でみんな仲良しです!」と柔らかい笑顔で語る桜井。 「とくに野村さんは、他人に壁を作らない方で、みんなが話しやすい環境を自然に作ってくれます。私、人見知りなんですが、私ですら空気に入れたというか(笑)。 初日のシーンが体育館で行われた入学式のシーンだったのですが、あの時はまだ女子は私しか撮影に入っていなくて、男子メンバーのなかに女子私ひとりだったんです。それでもみんなのなかに自然と入れて、野村さんに纏う空気感のおかげで居心地が良かったです」と野村のムードメーカーぶりを絶賛する。

『僕の初恋をキミに捧ぐ』場面写真


 そんな野村が演じるのは、その明るさからは想像もつかないほどの悩みを抱える、心臓病のため余命宣告された主人公だ。野村の演技を間近で見ている桜井は、「野村さんが演じる逞は、原作で抱く逞のイメージよりも、もっと感情を押し殺していて、他人と少し距離を置いているように見えるんです。もっともっと葛藤している逞というか、自分自身でも戦っているような感じにも見えて、本当にすごいなと思います」とその真剣ぶりを語る。


ワイヤーアクションに自ら「やりたい!」と志願

 恋愛作品のイメージが強い桜井だが、今後やってみたい役に「アクション、やりたいんです!」と意外な一面をのぞかせる。「ドラマ『THE LAST COP/ラストコップ』に出演したときに、男性の出演者のみなさんはアクションシーンがあったのですが、私はなかったので、「やりたい!やりたい!」と懇願したら、シーンを作ってくださって、ワイヤーで釣られてすごく楽しかったです」と興奮気味。そんな桜井は学生時代はずっとバスケットボールをしていたようで、「バスケは唯一自分が胸張ってできます、と言えるスポーツですね。スポーツは全般得意で、マラソンの番組とかも出演してみたい。とにかく動きたいんです(笑)」と嬉しそうに語った。

 『僕の初恋をキミに捧ぐ』は1月19日(土)よる11時30分よりテレビ朝日系にて放送(毎週土曜よる11時15分~ ※初回は11時30分~放送)


テキスト・取材:編集部

撮影:You Ishii

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