ボクシング村田諒太選手が現役続行を表明「このままボクシングは終われない」

 先月発表されたWBO(世界ボクシング機構)のランキングから除外されていたことがわかった、元WBA世界ミドル級王者の村田諒太選手。今後の去就に注目が集まっていたが、4日午後に開いた会見で「このままボクシングは終われない」と現役続行を表明した。


 「どう言えばいいんだろう…」と切り出した村田選手は、「この前の(ロブ・ブラント選手との)試合を振り返って、試合も観たりしたんですけど、やはりいいところがなかったなと。そして、人生を振り返った時にあの試合が、あのボクシングが集大成でいいのだろうかと考えた時に、ボクシングを終えたくない」と告白。ロブ・ブラント選手との試合ではハングリーさや求める気持ちが欠如していたとし、「そのあたりの気持ちもしっかり作り直して、もう一度世界の舞台に立てるようなボクサーになりたい。それはただ世界の舞台に立てばいいということではなくて、心身ともに自分を追い込んで、求めるものをしっかり求めて、そのうえでリングの上に立てるような自分になりたい。このままボクシングは終われない」と語った。


 試合直後は引退を考えたという村田選手だが、現役続行を決めた理由については、「完全な決め手は正直なくて、もう一回世界の舞台に立ちたい、ハングリーになって自分自身を高めたいという気持ちは持っているんですけど、ボクシングはこういう競技ですから、自分の伸びしろやもっと良くなれる部分、前回以上のパフォーマンスが出せないとリングに立つ意味はない。復帰しました、ポカポカ殴られた、負けましただと意味がないので、そのあたりはこれから見極めていかないといけないという気持ちです。息子は『やってほしい』とは言っていましたけど、それが大きなきっかけではないですし、あのボクシングが最後でいいのかというのは大きいです。2週間前ぐらいにやっぱりやったほうがいいんじゃないかという気持ちはありました」と述べた。


 今後、いつ頃試合に臨むかは未定だそうだが、トレーニングは今日から本格的にスタートするという。


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