将棋の竜王戦七番勝負第5局が12月4日、石川県七尾市の「和倉温泉 加賀屋」で始まった。ここまでの成績は羽生善治竜王(48)、挑戦者の広瀬章人八段(31)の両者譲らず2勝2敗の五分。勝った方がタイトルに王手をかける大事な一局だ。
羽生竜王は第1、2局を制して一気にタイトル100期の大記録に王手をかけるかと思われたが第3、4局は羽生竜王が優勢だったところを、竜王位初挑戦の広瀬八段が終盤での逆転で2連勝。第5局で羽生竜王が勝てば今度こそタイトル100期にあと1勝となるが、逆に負ければ27年ぶりの“無冠”へ土俵際に立たされることになる。タイトルがどちらに転んでも将棋史に残るだけに、シリーズの流れを大きく変えることになる。
持ち時間は各8時間の2日制で、羽生竜王の先手番。AbemaTVではこの対局を終了まで生中継する。
(C)AbemaTV
0コメント