水木一郎、アニソンが歌い継がれる秘訣は「愛」デビュー50周年“アニキ”としての生き様を語る

 「マジンガーZ」など1200曲以上の楽曲を歌い、国内外で愛される“アニソン界の帝王”水木一郎が、番組放送終了後もアニソンが歌い継がれる秘訣について語った。

 アニソンとは不思議なジャンルだ。ポップス、ジャズ、ロック、演歌、ラップ……。音楽的な定義は一切なく、アニメに関わってさえいれば、どんな楽曲もアニソンとなる。そんな曖昧なジャンルの中で、水木は、アニソンをアニソンたらしめるものは、“作品との結びつき”だと考えている。


 水木 「アニソンは、番組の顔。作品やアニソンへの愛があるなら、なるべく作品に近づけようとするものでしょう。なのに時々、作品とは無関係の楽曲をそのまま主題歌に使うことがあります。そういった曲はアニソンとは呼べないし、何十年後にも歌われているかと言ったら、そうじゃないと思います」


 番組の放送開始時は、「良い曲だね」と盛り上がっても、放送終了とともに忘れられていくアニソンは多い。しかし、水木の歌は、番組が放送終了して30年、40年が経っても大勢の人に愛され続けている。後輩のアニソン歌手から「アニキ、もう番組が終わっちゃうんです」と泣きつかれることもあるが、そんな時に水木は、「お前はテーマソングを愛していたのか、そうでないのか? 愛していたなら、ずっと歌っていけよ」と返すそうだ。アニソンが歌い継がれる秘訣について、水木は、「愛ですね。愛がなかったら、すべてダメです」と断言した。

 水木の活動の原動力は、愛だ。今までの活動の中でモチベーションが下がった時期は一切ないらしく、「僕がテンションを落とすと、ファンの人たちにも伝染していくじゃないですか。だから、なるべく明るく楽しく」と語った。自身の逸話が2015年4月より小学校の道徳の教材に取り上げられたことも印象的な出来事だったそうで、「その道徳の教科書で習った子たちが大人になってから幻滅しないように、俺はずっとヒーローでいないとね」と意気込んだ。


 いまや3世代で水木を応援しているファンも少なくない。近年のバラエティ出演も幅広い層に認知されるきっかけとなった。しかし、赤いマフラー姿で「ゼーット!」と叫ぶのを「年齢的にも恥ずかしいし、かっこ悪いんじゃないか」と感じることもあったそう。「でも、これだけみんなが認めてくれるとなると、やっていてよかったですよね」と微笑んだ。


 水木は常に“みんな”の受け取り方を意識している。優先すべきは、自分ではなく、あくまでファン。そのような意識で活動を続けてきたからこそ、すっかり大御所となった今でも誰に対しても気さくに接することができるのだろう。水木の夢は、「地球を駆け巡ること」だ。


 水木 「本当は宇宙にも行きたいけど、今はまだ難しいからね(笑)。カバーソングを歌ってくれる世界各国のアーティストとコラボしたり、まだ行ったことのない国に行って、その国のファンたちに生で歌を届けたい。日本を拠点に地球を駆け巡って、いろんな人とアニソンを歌っていくこと。それはやっぱり愛を持っていないとできませんよね」


 その愛あふれる人柄で、水木は、ファンにも現役アニソン歌手にも“アニキ”と慕われている。今年8月に開催されたデビュー50周年ライブでは、アニソン歌手35人がサプライズ登場してお祝いソング「ハピネス」を水木にプレゼントした。水木は、「慕われていなかったら、超多忙な35人ものアーティストが見返りもなく集まってくれたりしませんよ(笑)」と冗談めかしながらも嬉しそうに語る。


 水木 「後輩たちが10年、20年と活動を続けていく姿を自分がどれだけ見守ってあげられるか、ということは考えます。……でも、まだまだ落ち着けない。今はちょっと悪いけど、『俺ももうちょっと突っ走ってくるから、ついてこいよ』って気持ちかな!」

(原田イチボ/HEW)


(C)AbemaTV


「水木一郎バースデーライブ2019 JUST MY LIFE」

2019年1月5日(土) バラードSP 1月6日(日) 雄叫びSP 会場:よみうり大手町ホール

https://www.mmjp.or.jp/birthday/2019_mizuki_birthday.html

水木一郎デビュー50周年記念アルバム「JUST MY LIFE」 日本コロムビアより発売中

http://columbia.jp/artist-info/mizuki/discography/COCX-40541.html

水木一郎公式サイト

http://www.mizuki-spirits.com/ 


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