ベテラン音響監督・なかのとおる、声優業界の変化を語る…緒方恵美も「今はちょっと難しい」と同意

 「フリクリ」や「ガラスの仮面」、「天元突破グレンラガン」といったアニメを手掛けてきた音響監督で音響プロデューサーのなかのとおるが、今昔の声優業界のあり方を比較して語った。

 声優の緒方恵美と内田彩がMCを務めるAbemaTV「声優と夜あそび」で、9月17日放送回では、なかのをゲストに迎えて業界トークを繰り広げた。緒方が声優業界の変化についてたずねると、なかのは、「取り立てて、『こうだ!』っていうのがあるわけではない」と前置きした上で、「僕が制作や音響監督を始めた頃、10人キャストがいたら新人って1人か2人しかいない世界だった。先輩にお小言を言われたり大変なこともあったりしたと思うんですけど、今は10人いたらほぼ若手になっちゃった」と指摘。「それぞれが切磋琢磨して、この業界はどういうものか伝えていく。そういうバックボーンが薄れてしまったのは、今の若い子たちにとってはマイナスかなと思う時があります」と自身の考えを述べた。


 さらに「イベントで華やかな部分は確かにあって、それはすごく必要なことだし、業界を目指す人にとっては見てもらうべき部分だと思う」と念押ししつつも、「それよりは、『お芝居の本質って何?』とか『作品に参加する意義』とか『自分の名前がクレジットされる責任はどこにあるの?』とか、もう少し皆が考えてくれると、もっと今より良い作品ができるんじゃないかなと思ったりする」と提案した。


 なかのの発言を受けて、緒方は「自分がデビューしたときは、先輩たちが年功序列というか順番にいらっしゃったので、いろんな姿を見て学んでいけたけど、なかなか今はちょっと難しい部分がありますね」とうなずいていた。

(C)AbemaTV

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