「わざと谷間を出しているわけではない」「出してかなきゃ」猛暑の夏、男女の肌露出のNGラインは?

 気温40℃を超えた地域も現れるなど、連日の猛暑が続く日本。19日放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、暑さ対策の一つでもある服装の"NGライン"について考えた。


 渋谷の街に出てみると、猛暑のせいか、デコルテをしっかり出した女性、ヘソ出しの女性など、開放的なファッションに身を包む女性で溢れていた。

 そんな中でも難しいのが"胸の谷間"だ。実は近年、日本人女性の胸は大きくなる傾向にあるといい、調査によると1990年には約3割の人がAカップだったが、2014年以降は約半数がDカップ以上になっているのだ。街中には、胸を強調したファッションの女性が増え、男性たちの間にも、わざと谷間を出しているのであれば、見ても問題ないのではないか?と考える人もいるようだが、女性からは「(谷間を強調したい気持ちは)ない。出ちゃうだけ」「見せてはない。見せたくて着ているわけではない」という声も多数聞かれた。

 元モデルで、ファッションが与える印象に詳しいイメージコンサルタントの吉武利恵氏は「90年代ファッションのリバイバルが起きている。当時は中に入れるパットが飛ぶように売れるなど、胸を強調するのもファッションの一つだったし、肩出しも流行っていたので、胸を強調する意図がなくても、必然的に見えてしまうことが多いのは否めない」と指摘する。

 気象予報士の穂川果音(Iカップ)は「隠したいとか出したいとか言う以前に私はサイズが大きすぎるので、Tシャツを着ただけで"見せたいの?"と思われてしまう。逆にゆったりしたものを着ると妊婦さんのように見えてしまって、優先席を譲られるくらい。お洋服選びが本当に大変」と悩みを明かした。

 それだけではない。今年行われた「女性が女性の胸を見ることは?」(出典:女性1000人に聞いた『おっぱい白書』)というアンケートでは、他の女性の胸を「見る」と答えた女性が8割に上り、「目のやり場に困る」「気持ち悪いなって思う。そんな見せたい?って」「はしたない。だらしない」と、谷間を強調するファッションに否定的女性もいることがわかった。

 恋愛や魅力の心理学を研究している川名好裕・立正大学教授は「男性が女性に惹きつけられるのには、美的魅力と性的魅力とがあり、どうしても誤解する男性が出てくるが、本音は暑いということだけで、見せているのはお前じゃないということだ」と話す。また、今年、20〜60代男性に向けて行われた「胸の谷間が見られると嬉しいと思うか」というアンケートでは、嬉しいと答えた人が30代では57.9%、40代では60.7%、50代では65.5%、60代では73.5%という結果になっているのに対し、20代では39.1%となっていた。この結果について、川名氏は「時代背景として、セクハラ問題が世間で非常に言われるようになったからではないか」との見方を示した。

 一方、渋谷の街には「もう出してかなきゃ、夏は」「露出狂です」と話す人もいた。元AV女優で、現在は漫画家として活躍する峰なゆか(Hカップ)は「せっかくこんなのを持って生まれてきたので見せびらかしたい。たまに"恥ずかしくないの"とか言われることがあるが、大抵そういう人は胸がそんなにない人。ある日、朝起きて巨乳になっていたら、やっぱり胸を見せて歩きたいと思うはず。全然恥ずかしいことなんてないし、全然はしたなくもない」と話す。

 胸が小さい女性を"シンデレラバスト"と名付け、ブラジャーを開発しているハヤカワ五味は「大きくて悩んでいる人の声を聞くことも多いが、そもそも何が良いって決まっていたっけ?と疑問を持っている。その人自身が綺麗に見える形で過ごすだけで、ファッションとして楽しいと思う」と指摘。

 AV女優の紗倉まなは「私は基準が人よりずれているところはあるが、"いやらしい"という嫌悪感の方に持っていくというよりかは、"眼福"という感じの方が強い。別に乳頭を見せているわけでもないので、ファッションの一部として楽しむというのも理解できる。ただ、同時に男性に嫌な気持ちをさせたくないという気持ちもある。もし露出が激しいものを着て男性に見られたとしたら、見るのもしょうがないよねというくらいの気持ちでいないと、精神的なバトルになってしまうのかな」と話した。

 反対に、男性の露出ファッションについても、多くの否定的な声が聞かれた。


 峰は「男の人の乳首が浮いているのが嫌。肉体改造をして胸筋をつけると乳首が下を向くので、乳首が浮かなくなる。そこまでしろとは言わないので、せめて分厚いTシャツや、白じゃなくて黒いTシャツとかにしてほしい」と物申す。


 街の女性に男性の嫌な露出ファッションについて聞いてみると、「タンクトップが嫌」「(筋肉の)アピール感が強すぎるから嫌だ」「毛がボーボーだと嫌だ」「脇が見えるのが嫌だ。なんか清潔感がなさそう。(綺麗に処理してあっても)それもそれ。なに意識してんのってなる」といった意見が飛び出した。

 そして、もう一つ最も不人気だった服装が、膝上の短パン。「気持ち悪い」「モジャモジャの人がめっちゃ短いショーパンとか履いてるとゲって思う」「綺麗に処理してあってもそれはそれで嫌」といった声が上がった。


 吉武氏は「太ももが半分くらい見えてしまうくらいになると違和感がある。見慣れてないのでどう見ていいか分からない。やはり清潔感が大事。実際にお風呂に入っている・入っていないは関係なく、相手が見た目を綺麗に感じ取れるかが印象。見た目を綺麗に感じたら、きっと臭くないだろうと、見た目で感じ取る」と話していた。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)


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