「おばあちゃんと呼ばれて…」白髪でイジメられた学生時代 物議かもす“黒染め問題”、白髪染色を許さないブラック校則

 昨年、大阪府立の高校に通う女子生徒が生まれつき茶色っぽい髪を黒く染めるよう教諭らに強要され不登校になったとして、女子生徒が府を相手に約220万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴した。この問題は国内外で話題になり、学校側の頭髪指導に「行き過ぎだ」という声が上がった。


 女子生徒は「生まれつき茶色い髪なのに、学校側が何度も黒染めを強要したのは違法」と主張したが、府は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。この事件をきっかけに「黒染め強要」問題としてネット上でも議論が巻き起こった。行き過ぎた校則によって悲しむ人を減らすため、NPOを中心に「#ブラック校則 "をなくそう!プロジェクト」も立ち上がり、全国の行き過ぎた校則を見直す運動を行っている。


 今回の『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~』(AbemaTV/アベマTV※毎週土曜23時から放送中)からは、産休に入っていたMC・SHELLYが復帰。髪に悩みを持つゲストたちと髪のプロが語り合った。

 ライターでグレイヘアリストの朝倉真弓さんは、11歳の頃から若白髪に悩まされ、18歳のときに白髪染めを始めた。小学生の頃から白髪が生え始めたため、クラスメイトからは「おばあちゃん」と言われ、いじめられたこともあったという。また、高校生のときに茶髪にしたヤンキーの友達が「黒く染めろ」と教師から叱られていたため、朝倉さんも「黒く染めたい」と教師に相談したが「白髪を染めるのはだめだ」と掛け合ってもらえなかった。


 冒頭の大阪府立高校に通う女子生徒の提訴にも、府教育庁は「同校が『生まれつきの髪の色になっていないと判断し、指導した』と説明した」と明らかにしている。この理論では、朝倉さんの白髪は“生まれつきの髪色”と教師に思われてしまっているということになる。


 朝倉さんは「(染められないから白髪を)周りに晒さないといけなかった」と高校時代を振り返り、「ヤンキーの子は黒髪にしろと言われるのに、白髪を染めるのは『自然ではない』と叱られる意味が分からなかった」と話す。


 朝倉さんの話を聞いたMCのSHELLYも「その子に対して一番ストレスがかかる状態にしている」と苦言。実際、SHELLY自身も学生時代、教師に髪色を指摘された経験があり「私も黒く染めろって言われた」と明かした。

 白髪を染めることが許されなかった朝倉さんは「当時は若白髪だったので、目立っていたけれど髪の毛を結んで白髪が目立たないようにしていた」という。しかし、社会に出てからは「白髪を染めないのはマナー違反。失礼だ」と言われてしまい、戸惑いが隠せなかった。朝倉さんは「エチケットとして染めないとだめでしょって言われることもストレスだった。『余計に白髪が増えるわ!』と思った」と振り返った。


 現在46歳の朝倉さんだが、45歳を機に白髪染めをしないことを決意。1年かけて白髪を育て、現在はグレイヘアの生活を楽しんでおり、著書『「グレイヘア」美マダムへの道』を今年7月10日に出版予定だ。

 朝倉さんの話を聞いたSHELLYも「(最初は)そういうカラーをしている人なのかと思った」とコメントし「今のほうが個性があっていい!」と絶賛。朝倉さんは、何度も繰り返していた白髪染めをやめたことで、髪の毛のハリやコシも出て、現在はパーマなど髪の毛のお洒落も楽しめるようになったという。


(C)AbemaTV

(AbemaTV『Wの悲喜劇』より)

(ライター/小林リズム)

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