中目黒「藤八」シメの海苔うどんが身体に染みる! 創業41年“期間限定”の夜

【連載】大衆酒場大学・11コマ目 中目黒「藤八」シメの海苔うどんが身体に染みる! 創業41年“期間限定”の夜

 どうも、SCOOBIE DOのオカモト”MOBY”タクヤです。「中目黒」のイメージと言えば、お洒落、都会的、セレブ感、花見の名所、芸能人に遭遇……いわゆるアップタウンな街、という印象ですよね。実際確かにお洒落なお店は多いですし、一昨年開業した「中目黒高架下」はその極致といっても過言ではありません。ですが、庶民的なお店なども多く、古くから続く商店街もあり、庶民的なエリアと都会的なエリアがほどよく混在しているのです。ボクの自宅周辺は飲食店の選択肢が少し乏しく、中目黒エリアまでは徒歩15~20分ほどで行けるので、ボクもよく中目黒に訪れております。


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 で、その中でも「今夜は○○にするか、別にするか」と迷いながらも、第一の選択肢に思わず入れてしまう、中目黒を代表する大衆酒場があります。創業41年の「藤八」さんです。その藤八さん、現在店舗を改装中で、今年2月から山手通り沿いで仮店舗にて営業中。ある意味、貴重! 折角なので、仮店舗営業中のこのタイミングでご紹介できればと思います。


 雑居ビルの2階に構えた仮店舗にもかかわらず、雰囲気は元々あったお店の雰囲気が見事に乗り移っているではありませんか。非常に活気に溢れていて本当に賑やか。座敷も旧店舗と見紛うほどに広く、洒落者、ベテラン、若人、そして国際色も豊かに(外国人の常連さんも本当に多いとのこと)、正に老若男女が分け隔て無く呑んでいる感じ。何だか中目黒の街の縮図のような心象風景をこの店で感じ取ることができつつ、余りあるほどに活気に溢れたプラスなヴァイブス(=雰囲気)にあてられて、お店で呑んでいるだけで何だか晴れやかな気分になります。


 飲み物はボクも大好きな通称“赤星”ことサッポロラガー瓶ビールを筆頭に、ホッピー、酎ハイ(個人的にはメニューにない”ドライ”を頼みがち)、日本酒、焼酎、マッコリ、ハイボール、アップルワインなどなど……ありとあらゆる酒がありますのでご安心を。

 そしてアテも豊富! 串焼きや刺身を筆頭に、短冊も数え切れないほどに張り出され、その上に季節のおすすめまであるものですから、コンプリートなんていつの日のことやら……。その中でも名物である腸詰、はんぺん、アリラン漬、肉じゃがコロッケはおさえつつ、ぼくはついつい頼んでしまう「ネバネバ(納豆・メカブ・とろろ・オクラ・卵黄)」をすすりながら酎ハイをキメる……。思わず水野晴郎さんの名口上よろしく「いやぁ、酒場って、本当に良いものですね……」と心の中で呟いてしまいますよね。

 そして〆は藤八さんのもうひとつの名物、うどん。昆布だしの超やさしい味に柔めのうどんが最高に合います。おすすめは海苔うどん! 浜名湖産の生海苔がうどんのやさしい味を更に引き立て、五臓六腑の隅々まで染み渡る……。

 改装されたあとの藤八さんも楽しみですが、是非この貴重な仮店舗営業時の藤八さんで、無数の短冊を目の当たりにして注文を迷いつつ海苔うどんでシメる、期間限定な「中目黒の夜」をお楽しみ下さい。


著者・オカモト”MOBY”タクヤ

結成22年を迎えたロックバンド、SCOOBIE DOのドラマー。2006年には自主レーベルを立ち上げマネージャーも兼任。ドラマーとしても数多くのレコーディングに参加。野球と音楽がテーマのラジオ番組、FMおだわら「NO BASEBALL, NO LIFE」MCも担当。また香港政府観光局認定の「香港マイスター」。

SCOOBIE DOは昨年10月に13枚目のフルアルバム『CRACKLACK』をリリース。今年2月11日に開催されたZepp Tokyoツアーファイナルの模様はDVD『Film Funk-a-lismo! ODAIBA CRACKIN’ 23』としてライブ会場と通販限定で発売中。

5月・6月はRHYMESTER主催のフェス「人間交差点」出演をはじめ、全国各地のフェスやイベントに出演し、6月は北海道ツアーも開催。8月「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2018 in EZO」出演決定。その他の詳しい情報は公式Webサイトまで。

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