バスケのレバンガがeスポーツ参戦へ 協賛のサッポロビール担当者「日本に大きなうねりを生み出す」

 国内プロバスケットリーグ「B.LEAGUE」から、新たに生まれるeスポーツのプロリーグに刺客が送り込まれる。株式会社北海道バスケットボールクラブとサッポロビール株式会社がタッグを組み、5月5日から開幕するRAGE Shadowverse Pro League(シャドウバースプロリーグ)に「レバンガ☆SAPPORO」として参戦する。大手ビールメーカーが「eスポーツ自体が今後日本に大きなうねりを生み出す」と協賛を決め、国内で「eスポーツ元年」と叫ばれる中、初年度から勝負に出た。どんな勝算を見て協賛を決めたのか。

 日頃から消費者の好みや流行に敏感でなくてはいけないビールメーカーが、昨今のeスポーツに目をつけていないはずもない。むしろ時を見ていたという方が自然だろう。サッポロビールのeスポーツ担当は「最近の流れを遠巻きに見ながら、関わりどころを探していました」という。そもそもゲーム、eスポーツが子どもの趣味に留まるのか、それとも幅広い年齢層が「誰でも参加できるスポーツ」と認識し、親しまれるようになるのか。そんなタイミングを見計らっていたところに、2007年からバックアップしているバスケットボールチーム「レバンガ北海道」(株式会社北海道バスケットボールクラブ)から打診が来た。「『eスポーツに参戦したいが一緒にやってくれないか』と。折角のチャンス、走るのならこれまでも共に北海道を盛り上げてきたレバンガ北海道と一緒にということで決定しました。」と、協賛に踏み切った。


 サッポロビールは2007年、北海道にプロバスケットボールチームが発足したときから支援し続けてきた。eスポーツ界にはまだまだ少ない、オフラインの繋がりを意識したプレゼンテーションやファンとの触れ合いは、レバンガが持つ大きな経験と魅力だ。「これまでになかった新しいeスポーツを通したコミュニケーションを創り出してくれるのではないかとワクワクしています。レバンガ☆SAPPOROを通じて、北海道を共に元気にしていきたいです。」と、思いは強い。


 協賛を決めたとはいえ、これまでサッポロビールが接してきた各界に比べれば、eスポーツはまだまだ黎明期だ。レバンガだけでなく、生まれたばかりのリーグ自体が、しっかりとゴールを見据えてロードマップを引き、着実に前に進むことを期待し、求めてもいる。「新しいことに挑戦すると、様々なトラブルが発生すると思いますが、冷静に対処しルールを明確にしていくことで、地盤が固まるのではないかと思います。これは、オンライン・オフラインを問わずの話だと考えますので是非お願いしたいです」と、eスポーツのプロリーグとしての有り様も重要視した。ネット業界、さらにゲーム業界と、外部からはいろいろなイメージで視線が注がれる中で、しっかりとした姿を見せるのがプロプレイヤーとしての使命。「選手に関しては『見られていることを意識した』上で、1人1人がプロとしての自覚と責任を持ち行動することが重要です」と説明した。


 真剣に支援し、真剣に取り組むからこそ、チームやリーグに正しく全力で発展することを臨むサッポロビール。見事にリーグを制し、ファンや視聴者から大喝采を浴びた後に飲む勝利の美酒は、きっと格別だ。


▶5/5(土) 12:15~ RAGE Shadowverse Pro League 開幕戦!! (AbemaTV)


▶5/5(土) 12:15~ RAGE Shadowverse Pro League 開幕戦!! (OPENREC.tv)


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