異色の脱サラ力士・一山本が7場所連続勝ち越し 来場所勝ち越しなら念願の“初任給”

 “イケメン力士”としても“スージョ”から密かな注目を浴びている一山本は、2017年初場所で初土俵を踏んで以来、まだ1回も負け越しがない。今場所も幕下11枚目で5勝2敗の成績で、来場所は関取も狙える地位に大きく躍進しそうだ。

 将来が大いに期待される若手ホープの24歳は、実は“脱サラ力士”という異色な経歴の持ち主でもある。北海道の岩内町出身。アマチュア時代は目立った成績を残すことなく、ほとんど無名の存在だった。中央大学卒業後はプロへ進む気は全くなく、北海道の福島町役場に就職した。


 千代の山、千代の富士という2人の横綱を輩出した地域だけに相撲熱も高く、自身は教育委員会に勤務しながら子供たちに相撲を教えていた。その傍ら、北海道代表として国体にも出場。学生時代と違い、仕事を持ちながらなので満足に稽古に打ち込める環境とは言い難く、国体はベスト16で敗退。すると、これまで感じたことのなかった悔しさが沸々と込み上げてきた。抑えようもない感情は最高峰の舞台で勝負したいというプロ入りを決意させた。


 大学時代の伝手を頼って二所ノ関部屋に入門。サラリーマンから一転、“無給”の修行生活がスタートしたが、持ち前の長いリーチを生かした突っ張りを武器に、番付を破竹の勢いで駆け上がってきた。十両に上がれば月給はゼロから一気に103万6000円となる。異色の“脱サラ力士”の“初任給”まであともう一息だ。

(C)AbemaTV

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