秋元康プロデュース22/7、ライブで号泣の嵐「勇気を出してオーディション受けてよかった…」

 27日、”デジタル声優アイドル”の22/7(ナナブンノニジュウニ)が、東京・ディファ有明で、2ndシングル発売記念ライブ「割り切れないライブ~シャンプーの匂いがした~」を開催した。

(左は堀口悠紀子さん描きおろし新ビジュアル)

(C)22/7PROJECT

 22/7は秋元康とアニプレックス、Sony Music Records(ソニー・ミュージックレコーズ)がタッグを組みプロデュースするデジタル声優アイドルだ。有名クリエイターが手掛けた8人のキャラクターを演じるキャストの全国オーディションには、1万325人が応募。その中から選ばれた11人が、22/7として2016年12月24日に結成された。


 2017年9月20日にはデビューシングル『僕は存在していなかった』が発売。今年4月11日には2ndシングル『シャンプーの匂いがした』をリリースする。


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前半はバーチャルライブ MC時はモーションキャプチャースーツを着用

 27日に開催された2ndシングル発売記念ライブ「割り切れないライブ~シャンプーの匂いがした~」は、前半はバーチャルライブ(キャラクター)、後半はリアルライブの二部構成。前半のバーチャルライブでは「リアルモーションキャプチャー」を活用。MC時、メンバーがモーションキャプチャースーツを着用することで、リアルタイムでアニメーションが動き、ライブ来場者とのコミュニケーションを行った。

 デビューシングルの『僕は存在していなかった』を披露すると、藤間桜(CV:天城サリー)、戸田ジュン(CV:海乃るり)、丸山あかね(CV:白沢かなえ)、河野都(CV:倉岡水巴)の4人が登場。

 「今日仕事だった人ー?」「今日学校だった人ー?」「今日休みだった人ー?」など、メンバーから質問が投げかけられると、観客は大盛り上がり。そして、2曲目に『地下鉄抵抗主義』が披露された。

 次にMCに出てきたのは佐藤麗華(CV:帆風千春)、立川絢香(CV:宮瀬玲奈)、滝川みう(CV:西條和)、斎藤ニコル(CV:花川芽衣)の4人。


 トークテーマは、「アイドルになって環境は変わった?」「最近うれしいことがあった?」。変化について聞かれると滝川みうは「今までやったことないボイストレーニングをやった」と未だ緊張が抜けない様子でコメント。続けて最近にあったうれしいこととして、「桜とカプリチョーザ(レストラン)に寄ってパスタを食べた」と話した。

 ここで「みうと桜って仲良くない?」と佐藤麗華らがヤキモチを焼く展開に。「次誘うから!」と次回は誘う約束をした滝川だった。


 今回、衣装も新曲に合わせて新調。3曲目として新曲『シャンプーの匂いがした』を披露した。


朗読女王決定戦も開催 花川芽衣が見事“朗読女王”に輝く

 バーチャルライブとリアルライブの間に行われた「朗読女王決定戦」では、2月6日から13日までに行われたネット配信で「22/7の中で誰が一番朗読に優れているのか」をファン投票で決定し、配信内でのトーナメント戦に勝ち抜いた3人のメンバー(倉岡水巴、西條和、花川芽衣)が、決勝戦としてステージ上で朗読を披露した。

 ステージでは、倉岡水巴、西條和、花川芽衣の順に3人が宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を朗読。会場とネット配信の票を集計し、朗読女王を決定した。


 見事、朗読女王に輝いたのは花川芽衣。身長の半分ほどもある大きいトロフィーを受け取った。

 朗読後「すごい緊張して、足がプルプルしてました。こんな広い会場で多くの方々の前で朗読するのは初めてだったので、緊張しました。やっぱり最初の頃は『間違わないようにしよう』ということばかりが頭にありました。でも、今はどういう風に伝えようかというところを考えて、朗読しようと思いました」とコメントしていた花川。トロフィーを受け取り、笑顔を見せた。


後半のリアルライブへ “初めてのアンコール”でメンバー号泣の嵐「オーディションを受けて良かった……」

 リアルライブが始まると、さっそく新曲となる2ndシングル収録曲の『やさしい記憶』と『叫ぶしかない青春』を披露。MCパートでは全員が自己紹介し、意気込みを語った。

 その後、デビューシングルである『僕は存在していなかった』を披露し、待ちに待った新曲『シャンプーの匂いがした』を熱唱。春らしい曲とダンスで観客を魅了した。


 全ての公演が終わると、観客からアンコールが巻き起こった。なんと、アンコールの体験はグループ初。観客のアンコールの掛け声が続く中、その期待に応えるように「アンコール初めて!」と22/7のメンバー11人が再び登場。メンバーそれぞれが観客に挨拶した。

 白沢かなえ (丸山あかね 役)は「本当にありがとうございました。キャラクターのあかねちゃんたちもすごくかわいくて、私たちもキャラクターが動いている姿は見ていて本当にワクワクします。今日一緒にライブができて楽しかったです。今日が本当にかけがえのない日になりました。これからも応援よろしくお願いします」とコメントしながら号泣。

  続いて、西條和 (滝川みう 役)は「今日はお越しいただき、ありがとうございます。1年前の2月27日から考えると、今日ここに立っていることがすごい不思議で……。でも、それはみなさんのおかげだなと思っています。いつか皆さんに応援してて良かったって思ってもらえるようなグループになってみせるので、応援よろしくお願いします」とコメントした。

 今回朗読女王に輝いた花川芽衣 (斎藤ニコル 役)は「今日はニコルちゃんも私も皆さんが楽しんでいる姿が見られてうれしかったです。あのとき、頑張って勇気を出してオーディションを受けて本当に良かったなって……今ここに立って思いました。それぐらいすごい幸せです」とコメントすると目から涙が流れた。続けて「これからももっと皆さんを笑顔にできるように頑張っていきます。これからもずっと一緒にいてください。よろしくお願いします」と意気込んだ。

 高辻麗は「本当にあっという間に終わってしまってちょっと寂しいんですけれど、でも、またネット配信や『シャンプーの匂いがした』の握手会もあってイベントとかもあって……みんな来てくれますよね?(観客から声援)ありがとうございます。それまで我慢します(笑)。今回の新曲で、自分の中で一番苦手意識のあったダンスもちょっと間違えちゃったんですけど、楽しく踊ることができるようになったし、何よりもメンバー11人でこうやってステージに立つことができて、本当にうれしかったです。本日は本当にありがとうございました!」とコメント。

 武田愛奈は「こんな景色が見える日がくるなんて思っていなかったです。今ここに立てていること、そして皆さんの表情をこうやって見られていること、同じ空気を感じられていることが本当にうれしいです……」と述べると、目から涙が流れた。「今日のバーチャルライブを見て、私もいつかキャラクターと一緒に成長できる日が来るといいなと強く思いました。まずは、自分自身がが何かを与えられるように頑張ります」と決意し、「今日は平日にもかかわらず来ていただき、ありがとうございました!」と観客に感謝を伝えた。

 涼花萌は「今日は私たちのライブに来てくださり、ありがとうございます。去年の今日は足だけだったんですけど……(笑)。今年は直接皆さんに会えて、キャラクターの8人のライブもあったり、朗読女王決定戦もあったり、盛りだくさんで。来年はもっともっと、再来年もどんどん大きくなっていけるように頑張りたいと思います。私はこのメンバーが大好きなので、メンバーとかわいいキャラクターたち8人を……」と言いかけたところで、感極まったのか目から涙が溢れた。観客が「頑張れー!」と応援する中、「私もキャラクター8人たちと成長する日が来るように頑張るので、私たちメンバーとキャラクターをあたたかく応援していただけたらうれしいです。これからもよろしくお願いします。ありがとうございました」と決意を新たにした。

 現段階で高辻麗、武田愛奈、涼花萌の配役はなく、今後どんなキャラクターを演じることになるのか、注目が集まりそうだ。

 天城サリー(藤間桜 役)は新曲のタイトルにかけて「本日はどうもありがとうございました。シャンプーの匂いはしたかな?」と呼びかけ。観客が声援を送る中、天城の目からも涙が。「桜ちゃんたちも、みんなの前でライブができてすごく喜んでいたと思います。ごめんなさい。ちょっと待って。泣くつもりはなかったんだ。なんか(私たちが)出てきた瞬間、ペンライトみんな持っているし、うちわを持った人もいるし、コスプレの人もいるし……。飛行機に乗ってきてくれた人もいるようで、スペインから来ている人も……本当に本日はありがとうございます!」と、涙ながらに英語とスペイン語を交えて挨拶した。

 帆風千春 (佐藤麗華 役)は「今日は本当に本当にありがとうございました。皆さん楽しんでいただけたでしょうか?(会場から声援)ありがとうございます。今日は22/7のいまの、すべてをお見せできたと思います。キャラクターたちのパフォーマンスから始まって、朗読があって、私たちのパフォーマンスがあって。デジタル声優アイドルグループとしてもっともっと歩んでいく私たちをこれからも応援よろしくお願いします!」と涙をこらえながらコメント。ライブ後に自身がアシスタントとして出演するFMフジのラジオ番組について触れ、今日初披露した新曲『シャンプーの匂いがした』がラジオ内で紹介されることを明かした。

 倉岡水巴(河野都 役)は「小さい頃の倉岡水巴はまさか自分がアイドルになって、声優になって、こんな素晴らしい景色を見ているだなんて……小さい頃の私はびっくりすると思います。でも、今の私とてもうれしいから……!」と興奮冷めぬ様子でコメント。「みんなの美声も聴かせていただいて、海外からもThank you very much……」と英語を交えて挨拶。「これしか喋れへん!」と自分にツッコミを入れると、観客から笑いが起きた。

 宮瀬玲奈 (立川絢香 役)は「今日はお越しくださり、ありがとうございました。本当にキャラクターも新しい設定があったり、これまで難しいことがいっぱいあって。今日はじめてやってみて、ダンスも今回はすごくプレッシャーを感じて、ダンスの先生に聞きにいったり、さっきもギリギリまで気持ちを聞いてくれて……」と涙を流しながら挨拶。「本当に今日は素敵な日になりました。皆さんに会えて本当にうれしいです。来てもらえることは当たり前のことじゃないけれど、今日は本当に来てくれてありがとうございます。これから、どんなに辛いことがあっても、この景色を思い出して、頑張っていきます。これからもよろしくお願いします」と感謝を述べた。

  海乃るり (戸田ジュン 役)は「今日は平日にも関わらず、お越しいただきありがとうございます。今日ははじめてバーチャルライブで『シャンプーの匂いがした』と『地下鉄抵抗主義』を披露して……はじめてのことだらけで、どうなるかなって思っていましたが、無事に楽しくできてよかったなって思っています。あとすごい数のスタッフさんとすごい数の皆さんに支えられて歩んでいけているんだなと。これからも私たち22/7をよろしくお願いします」とコメントした。


 全員のコメントが終わるとデビューシングルの収録曲『11人が集まった理由』を披露。大歓声の中、アンコールが終わった。


 アンコール終了後、初解禁となった新曲『シャンプーの匂いがした』のミュージックビデオ(ショートver)が会場のスクリーンに映し出され、会場の熱気が冷めぬ間にライブに幕を閉じた。

写真:野原誠治

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