SNSの見間違いから誕生、神奈川県最古の神社で会える“パンダ宮司”

 東京・上野動物園のジャイアントパンダの赤ちゃん「シャンシャン」が生後200日を超え、5日の身体検査では体重が14.6kgになった。12月からの一般公開は、シャンシャンの健康などに配慮して1日2時間半に限定されていたが、成長が順調なことから23日からは2時間延長されることになった。1日に観覧できる人数も400組から720組に増える。


 それでもなかなかお目にかかれないシャンシャンだが、このパンダブームの中、神奈川県・海老名市の神社にいる“パンダ”が話題となっている。


 海老名市にある有鹿(あるか)神社。由緒書きによると、その歴史は飛鳥時代にまで遡る。664年には国家的な祭礼を行っていたといい、神奈川県で最古の神社と言われている。この歴史ある神社で会えるパンダとは?『けやき坂アベニュー』(AbemaTV)は、実際に有鹿神社を訪れた。


 境内にいたのは、ほうきで掃除をしているパンダの被り物をした人の姿。頭はパンダ、首から下は神職の装いであることから通称「パンダ宮司」と呼ばれているという。「顔出しOK」ということで詳細を話してくれたのは禰宜(宮司を補佐する職称)の小島実和子さん。パンダのお面をつけている理由について「もともとは小さいパペットで、境内のご案内などの画像をFacebookやTwitterなどであげていたところ、その画像を見られた方が大きいサイズの全身のぬいぐるみと間違われていて。その方の期待に沿う形で大きいのを作ってしまいました」と明かす。

 実は購入した既製品のお面は大きく口を開けて笑っていた。その顔がちょっと怖い印象だったことから、紙粘土を使いふくよかな顔に小島さん自ら作り変えた。さらに、暑い夏にはパソコン用の冷却ファンを中にセットすることも可能。モバイルバッテリーで使用できるため外の作業も快適だという。重量は軽く、視界をよくするためにアイホールを大きくするなど、仕事に差し支えないようにできている。

 しかし、歴史ある神社でお面をつけて仕事をすることは問題ではないのか。小島さんによると「古来、神楽などではお面を着けているのでまったく問題はない」という。神様を楽しませる神楽舞に使われるお面は楽しいものや奇抜なものが多いため、パンダのお面だからといってお咎めはないそうだ。

 シャンシャンブームの前からお面をつけていたという小島さん。「シャンシャンちゃんのおかげで(パンダが)話題になってくださっていますので、海老名でもパンダが見られるよ、パンダ宮司に会えるよということで、参拝の方は増えらっしゃいます」と語った。思わぬブームにより、本当の“客寄せパンダ”になったようだ。

(AbemaTV/『けやき坂アベニュー』より)


『けやき坂アベニュー』は毎週日曜日 12:00~13:30「AbemaNews」チャンネルにて放送!

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