2018年ヒットが予測される「スマートスピーカー」 LINE、Amazon、Googleの代表3台を検証

 2018年のヒットが予測されている「スマートスピーカー」。昨年から注目を集めLINEやGoogle、ソニーなどから発売、今年はアップルやサムスンからも登場が噂されるなど熱い商戦が始まっている。


 ITジャーナリストの神崎洋治氏によると、スマートスピーカーは「音楽を聴く」「ニュースを聞く」「天気予報を聞く」「質問に答える」といった基本的な機能と、それぞれが独自の機能を搭載しているという。『けやき坂アベニュー』(AbemaTV)では、そんなスマートスピーカーの中で代表的な3台を徹底解剖した。


■「LINE Clova」

 ユーザー数7000万人以上を誇るLINEが出した「LINE Clova(クローバ)」。一番の特徴は、LINEの送受信ができること。手を使えない時に便利な機能だ。

 スマートスピーカーにはそれぞれ機器を起動させる“ウェイクワード”がある。「Clova」の場合はまず「クローバ」と話しかけ、その後「ライン送って」などと用件を伝える。「今日のご飯は焼肉だよ楽しみにしててね」と話しかけるとメッセージは誤変換することなく送信され、「記者が汽車で帰社した」といったややこしい文章も正確に送ることができた。また、受信したメッセージも読み上げてくれる。バッテリーが内蔵されているため、外に持ち運ぶことも可能だ。


■「Amazon Echo」

 世界で圧倒的なシェアを誇るのが「Amazon Echo(エコー)」。声だけで買い物ができるのが大きな特長だ。例えば「アレクサ、カップヌードル買って」と話しかけると、「カップヌードルを検索したところ日清カップヌードル77グラム20個が最初に見つかりました。購入しますか?」と答えが返ってくる。これに「はい」と言えば、スマホやパソコンに触れることも見ることもなく注文が完了する。

 また、スキルと呼ばれるアプリが約300種類と多いことも特長だ。「全国タクシーでタクシー呼んで」と話しかければタクシーを手配してくれ、両手に荷物を持っているような状況で助けになる。


■「Google Home」

 検索エンジンでお馴染みのGoogleが出した「Google Home」。Google Homeは音声の認識機能が優れていると言われ、声を登録すれば1台を何人かで使っても誰が指示しているのか聞き分け、理解することができる。スマホを無くしても「私の携帯鳴らして」と話しかければ誰のスマホかを理解し、マナーモードであっても音を最大に鳴らしてどこにあるかを教えてくれる。

 6日には、大和ハウスがGoogle Homeを使った家の提案を開始した。「OK Google、朝の準備お願い」と話しかけると、「おはようございます。朝のコーヒーお淹れしますね」との声とともに寝室のブラインドが開き、コーヒーメーカーに電源が入る。リビングで「OK Google、家を出る準備お願い」と話しかければ、照明とエアコンが消え、ブラインドが閉じ、ルンバが動きだす。スマートスピーカーに赤外線を飛ばす装置を搭載しているため、元からある家電でも赤外線を受信する装置をつければ操作することが可能だ。


 声で複数の家電や設備を動かすこのシステムを一目見ようと、家の建築を予定している人はもちろん学生も訪れているという。大和ハウスの古賀英晃氏は「大人の方は恥ずかしくて喋りづらいところがあったと思うが、慣れて頂くと(便利だという)気づきがある」と話す。Google Homeを使ったこのシステムは、家電や設備別で約18万円からとなっている。

 富士経済によると、2025年までにスマートスピーカーの売り上げは9倍になると予想されている。神崎氏は「SF映画やアニメで考えると、アトムやドラえもんと会話でやりとりをしていたり、人工知能とも会話でコミュニケーションを取ったりしている。スマートスピーカーはその入り口。会話を使って機械とコミュニケーションをとったり情報を入手したりということが、今後は車でできたり洗濯機で使えたりとあらゆる家電でやり取りできるように変わっていくだろう」と今後の展望を予測した。

(AbemaTV/『けやき坂アベニュー』より)


『けやき坂アベニュー』は毎週日曜日 12:00~13:30「AbemaNews」チャンネルにて放送!

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