「ネットが苦手な篠崎社長がやったとは思えない」メルカリへの「はれのひ」振袖出品に元従業員が指摘

■未だ5か月分の給与の支払いがされていない

「無責任なことをしていると思うので、公の場に出てほしい」


 去年まで「はれのひ」に務めていた元従業員が、雲隠れしている着物のレンタル・販売業者「はれのひ」の篠崎洋一郎社長に呼びかけた。


 成人式当日に姿をくらまし、東京や横浜などで振袖が届かない、着付けができないといったトラブルを引き起こした「はれのひ」。警察によると、東京・八王子だけで被害額は約7000万円に上るとみられ、消費者センターなどへの相談件数は合わせて1000件を超えた。


 そもそも「はれのひ」は、給料の未払いなど、騒動以前から多くの問題を抱えていたという。東京商工リサーチによれば2016年9月の時点で6億1000万円相当の負債を抱えていた。去年11月、取引先には「自主再建は難しいかもしれないので、融資とか抜本的なところで何か考えたいと話していた」と説明していたというが、結局代金は入金されなかった。


 篠崎社長は「融資がうまくいけばどうにかなる」と話していたというが、匿名を条件にAbemaTV『AbemaPrime』の取材に応じた元従業員は「未だ5か月分の給与が支払われていない。支払われる様子がないので退社した」と明かす。

 先月27日、着付け用に押さえた横浜市内のホテルに1人で下見に訪れた篠崎社長。ホテル側は会場使用料100万円の支払期限が2日後に迫っていると伝えたが、篠崎社長は明確な答えにないまま会場を後にしたという。今年に入り、ホテル側が改めて督促の電話をかけると、従業員とは連絡が取れものの、「社長と連絡がつかず、支払いを確約できない」と言われたという。篠崎社長に、美しい振袖を用意して新成人を迎える意思はあったのだろうか。


■「メルカリとかが得意な人だとは思えない」

 「はれのひ」は別の疑惑も持たれている。

 個人がインターネットで品物を売買できる「メルカリ」に、「はれのひ」が客から預かったものとみられる振袖や帯、草履などが大量に出品されていると指摘されているのだ。しかし、メルカリの出品物も見たという元従業員は「(篠崎社長は)よく携帯の使い方を聞かれたりした。メルカリとかが得意な人だとは思えない」と証言する。では一体、誰が何のために出品していたのだろうか。

 メルカリによると、大量出品は2カ月ほど前から始まっており、規則で禁じられている法人による出品とみられたため、9日に入ってアカウントを非公開にしたという。「一部報道において、メルカリ上で『振袖』を複数出品しているアカウントが『はれのひ』の関係者ではないかという憶測がなされておりますが、現時点でそのような事実は確認されておりません」(メルカリ広報)。


 また、楽天のフリーマーケットアプリ「フリル」にも同様の指摘があり、報道を受け同社ではサイトを調査。メルカリのものと同一人物と思われる業者が大量出品していたことがわかり、アカウントを非公開にした。しかし、すでに数点が取引されていた。


■「過去の栄光を話すことが多かった」

 現在、全店舗が"もぬけの殻"となっている「はれのひ」。篠崎社長にも一切連絡が取れない状態だという。

 篠崎社長はどのような人物だったのだろうか。元従業員は「ミーティングとかで過去の栄光を話すことが多かった。周りによく見られようとしていた。だいぶ前から、篠崎の考えに共感しなくて退社する人が多かった」と明かす。また、中国でもビジネスをしていたといい、ネット上では「中国の上海にいるのでは」という噂も飛び交っている。


 この騒動、そして篠崎社長の失踪劇は計画的なものなのだろうか。いまだに姿を見せない篠崎社長は何を思い、今どこにいるのだろうか。謎は深まるばかりだ。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)


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