森本元防衛相「"最大限の圧力"と"不測の事態に備えるための抑止"を」

 南北会談を控え、今後アメリカと共同歩調を取ってきた日本は、どのような対応を取るべきなのか。6日放送のAbemaTV『みのもんたのよるバズ!』に出演した森本敏・元防衛大臣は「基本的に今の(対北朝鮮)政策を続けていくに尽きる。北朝鮮に対して最大限の圧力をかけ続けて、彼らの政策の変更を迫るということをしないといけないが、同時に不測の事態に備えるための抑止の機能というのはきちんと持つということ。両方しないといけない」と指摘した。


 「基本的には今の日米の政策は正しいと思う。トランプ大統領が繰り返し言っている『過去の過ちを繰り返さないように』ということが、米韓の合意文書の中にも書いてある。これは非常に大事なことだ。大統領はTwitterで『経済制裁の効果が現れてきたようだ』ということも言っている。これは『南北対話を始めてもいいけれど、韓国が妥協的な手段をとって北に何か援助するということはしないように』ということを示唆している。日米と韓国は政策を共有しながら緊密に連携を進めるべきで、韓国だけが切り離され、分断されているということが万に一つもあってはならない。過去の経緯からいうと、今回の経済制裁は特にきつい。6か月以上経ってくると効果が現れてくるので、その時に北朝鮮がどういう対応をとるかということを注意深く見ながら、備えをしなければいけない」。


 その上で囁かれる米朝開戦論について森本氏は「私は戦争の手段、武力行使の手段によって問題を解決するという選択を誰もしないと思う。現実にはできないと思う。しかし、あらゆるテーマについて常に最大限の備えをしておくということはしないといけない。これは国の非常に重要な責任」と述べた。

 森本氏の話を受け、佐藤正久・外務副大臣は「国際社会一丸となって北朝鮮の核政策を放棄させようという動きをしている。中国もロシアも一緒になって、あの厳しい経済制裁の決議を全会一致でやっている。この重みは今までと違っていて、経済制裁が徐々に効いているということは年頭の挨拶で金正恩委員長も認めている。まさに、これからが非常に大事な時」とコメント。森本氏も「中国が避難民の施設を作ろうとしているのも、経済制裁の効果が現れることを先読みしてやっている。亡命兵士の数が前年の3倍になったり、日本にも漁船が来たりといったことが断片的に起きているが、経済制裁がどんどんと効いてきたら、北の政権が何かをしないといけない時期になる」とした。


 9日の南北会談の動向、そしてアメリカの反応に要注意だ。(AbemaTV/『みのもんたよるバズ!』より)


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