「ついおカネを出しちゃう。肉体関係だったらお店に行けばいいじゃないですか」パパ活を続ける独身高所得者の本音

 近年、肉体関係はなく、デートだけで報酬を得る「パパ活」が大きな問題になりつつある。街で話を聞くと、「知り合いがやっていた。『今日パパにあって1万円もらった、みたいな。ご飯食べるだけだからやりなよ』と勧められた」「どういう人かわからないので、無理。怖い」などの声が聞かれた。

 「パパ活」経験がある専門学校2年生の女性(22)は「簡単におカネが手に入るじゃないですか。おいしいものも食べれて、軽い気持ちでやっている。周りはほとんどやっている」と話す。平均10〜15万円くらいを稼ぎ、「家財道具一式(洗濯機、ベッド、テレビ、冷蔵庫)をもらい、2年間分の学費を出してもらったこともある」と明かした。

 彼女たちが利用するツールの一つが「paters」だ。今年4月にサービスを開始した男女のマッチングアプリで、利用者は5万人。操作画面を見る限り、よくあるマッチングアプリのようにも見える。

 Paters代表取締役CEOの日髙亜由美さんは「男性はハイステータスな方。時間もおカネも余裕がある紳士な男性が多くいる。中には年収3000万円から5000万円の所得者の方もいる。女性では24歳以下の女性が83%」だと話す。

 田上嘉一弁護士によると「既婚者だと肉体関係がなくても"不貞行為"と判断され、妻から慰謝料を請求される可能性もある」という。過去には2003年に夫と頻繁に食事をした女性を妻が訴え、慰謝料10万円の判決がくだされた例もある。

 「彼女を作りたいわけじゃない。田舎から東京に出てきてバイト掛け持ちして頑張ってるんだけど『マジでこんな金額で働いてるの?』っていう人もいて。『なんとか少しでも自立していきたい』みたいなこぼれ話を聞くと、おカネを出しちゃう」。


 そう語るのは、パパ活歴1年のショウタさん(仮名、35歳)。バツイチの独身だ。会社を経営しており、年収は「ざっくり3000万円」。パパ活のお小遣いは2時間程度で1〜2万円、お食事代やプレゼント代なども含めると一回のデートにかける費用は3〜4万円にのぼる。肉体関係については「そういうのはない。カネを出して、壁がある形でやってて。面倒なのが嫌なんですよ。一回離婚してるんで。深くなっていくのが嫌だなって思っていて。そういうの(肉体関係)だったらそういうお店に行けばいいじゃないですか」と話す。過去に4〜5人の"パパ"になったが、いずれの女性とも肉体関係は持たなかったという。

 漫画家の峰なゆか氏は「パパ活の9割は嘘だと思っている。絶対に(肉体関係は)あると思う。なぜかというと『パパ活やってこれだけおカネもらってるよ』という女性にたくさん会ったが、パパには一人も会ったことがない。『私は上手くやってるだけ』って言いたいだけの女性が多い」と指摘。慶應義塾大学特任准教授の若新雄純氏は「何か満たされなかった人が中途半端なナルシズムにおぼれている。パパ活アプリを見ると、自撮りをアップしていて『俺には余裕があるんだ』というのを歪んだ形で出している人が多い」と批判する。

 ルポライターの石原行雄氏は「"やらない関係"というのは確かにある」とした上で、「プロの店に行ってやれるのは当たり前。そういう人たちは素人を買うという行為に走る。だが、その先に"素人を買ったんだけど、俺の買った子は簡単にやらせる子じゃない。本当に純粋な子なんだ。自分もカネでいくらでもやれるけど、やらない。俺はそういう紳士なんだ"という考えを持っている人もいる。女性の側も、今だけ、と言っている人がいるが、おカネと自己承認が満たされることは中毒性がある」と話した。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)

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